花実みっけ

だいすきフェイジョア!

"超! 梅雨!" のいいこと♪

桃がいっぱい生っています。

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例年、雨の日に「おいしそうだな~」と窓から見るだけで、雨が止んだときには落ちてしまっています。1コ食べられれば御の字なのが、自家製の桃なのです。雨の前に「今年は桃を食べるぞ!」と収穫すると、固くて甘くないことがほとんどです。まずいわけではありませんが、桃の甘さがないのは物足りません。あと、皮がすごく剥きにくいです。桃が好きなわたしでも、2コ目に手が出ません。

さて、東側の高いところには、ピンクに色づいた、見た目がカンペキ(?)な桃があります。あれをぜひとも食べてみたいものです。しかし、東側にはすぐハウスがあるので、ハシゴを置くことができません。人間には食べられないのです。高嶺の桃です。西側の低いところにある、カビていない桃を狙うしかありません。。

しかし、背伸びで手の届く範囲のカビていない桃が全部食べられるかというと、そうではありません。西側はそもそも生る数が少ないうえに、日当たりがよくないので未成熟なものも多く、数少ないおいしそうな桃の中には虫が入り込んでいることもあるからです。うねうね。虫がいるかいないかは、見た目でわかります。黒や茶のツブツブが外についていたら、それは中に虫がいるサインです。シンクイムシといっしょです。あまりにひどいものは、家の中には持ち込みません。ちょっとなら食べます。だって落ちてない桃はすっごく貴重なんだもん。

 

その超貴重な桃が、今年は10コも取れました!

 

連日の梅雨寒よ、ありがとう!!

台風でも来ようものなら全部落ちてしまうし、本当にずっと雨でも降ろうものなら、カビカビカビでひとつも食べられないし、気温が高くなろうものなら傷むのがあっという間というか「あ」と言うための予備動作の段階で食べられなくなっちゃうんですよ(たぶん)? それが今年はしとしと雨で、でも雨の止んでいる時間も長くて、それなのに曇ってるから「日焼け止め塗ってないけど30分くらいなら外に出てもまあいっか☆」で済ませられて、気温が低くて台風も強風もないなんて、わたしが桃を食べるための天気に違いありません。本格的に暑くなる前に、もう一度、桃を取りたいものです。

ちなみに30分くらいならウンヌンというのは、その晩のなんとなくヒリヒリする肌を持て余す前のことなので、曇ってても7月には日焼け止めが必要です。

 

初日の1つ(味見分)は、小人さんBと2人で食べました。というか、まず小人さんに出して、「どう? 甘い??」と繰り返し聞いてから食べました。目が輝いていたので、これは本当においしいんだなと思いましたが、繰り返して聞きました。用心しすぎ(笑)。ほんとうにちゃんと甘くて、文句なくおいしかったです。

2日目。西側にハシゴを持ち出して、木の枝を、頭と腕でかき分けかき分け収穫しました。だって、こんなにおいしい桃がタダなんだもの、多少の無理をしてでも取らなきゃ損でしょ?! 左腕にスーパーのビニル袋をかけ、一生懸命収穫しました。しかし、桃は重いのです。4つも入れると左腕が痛くなりました。ハシゴを移動するついでに桃をテーブルに置きに行きました。お手伝いを頼むべきだったな、と感じました。無傷なのも複数取れたので、直近で頂き物をしていたお宅に、おすそ分けに行きました。

3日目。2日目の桃で、カルピス寒天を作ろうと思い立ちました。包丁でくるっと1周切込みを入れ、手で桃を割ったら、虫がでてきました。うねうねぴょこうね。さすがにわたしも動きが止まりました。「ぴょこ」がすんごく怖かった。びっくりぴょこです(思い出すだに怖いです。茶化さないとやっていられません)。恐怖すると声も出ないし動けなくなります。あれは久しぶりに心底イヤだったなあ……(※人間由来を除く)。しかし切るよりはマシだったのでしょうか? 油断しました。

ちなみに、カルピス寒天桃入りは、こちらのレシピのイチゴを桃に変えただけです。

shokubutsu-nikki.hatenablog.com

虫食いと痛んだ部分は大きめに切り取りました。寒天に使う桃は少ないし、食後1時間ちょっとで満腹だったせいもあります。余った桃は家族に「桃だよ~」と言ってフォークを添えて出し、全部食べてもらいました。Win-Winの関係です。そもそも桃だのなんだのの果物系は、わたしが食べたくならないと、家族の口には入りません。ブルーベリーをいくら収穫しても、ブルーベリーが苦手なハルハナはなんにもしないんだからね!(むしろ捨てたい。)

この記事を作成している段階では、まだカルピス寒天桃入りを食べてはいません。イチゴと違って、桃はすぐに変色してしまうのが困りものですね。空気に触れている部分が茶色くなっちゃいました。皿に触れる部分なので、あんまり気にしてはいませんけれども。

 

初日に味見した、自家製の桃です。

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お店で売っているものや缶詰のとは違って、ちょっと固めです。皮を手で剥くなんて、夢のまた夢です。ですが、ちゃんと甘くて、フォークがつるんと抜けることもなく、むしろ食べやすいくらいでした。この皿にあるのは桃半分なのですが、昼食後のちょっと経ってのデザートにぺろんと食べてしまいました。……この日のランチはなんだったかな……冷蔵庫の半端物処分祭で個食(みんな違うものを食べる)にしたのは覚えてるんだけど……たぶん軽めだったのでしょう。でなくちゃ、13:30に桃を食べようとは思わない。

あと2つ、収穫済みの桃があるので、早く食べちゃわないとね! あっ、仏様の分もあるから3つか!(好物のお供えは食べる主義。) わくわくうきうき(*''▽'')