黒いポットに入れたまま放置状態だった千日紅×２とキンセンカ×１。
梅雨明け後の強すぎる太陽の光で、株が弱っているようでした。特にキンセンカが、元気ない。いつ見ても、葉に生気が感じられません。ダメになっちゃってもしょうがないか……と覚悟しながら、大きい鉢に植え替えました。まったく、８月になにやってんだか。ちなみに、根詰まりを起こしていたわけではありません。
どう考えてもリスクが高すぎるので、いつもとは違う方法で植え替えました。
違う点①
いつもは水やり前に植え替えるけど、今回は水やりして土がゆるくなったところで移植。たぶん土の温度も下がってると思う。わかんないけど。
違う点②
いつもはポットの土をくずして、根をふわふわさせて植え替えますが、今回は敢えて、ポットから取り出した形のまま、大きな鉢に入れる。くずさなくても、土が緩いから、末端のほうは根がちょっとはみ出てた。
違う点①は、結果的にそうなっただけです。水やりしながら、「弱ってるなあ……そういえば空いた鉢が１コあるから、大きいのに移すか」と思い立ったので、この順番になりました。
違う点②を採用した理由は２つあります。１つは、この暑さが人間にもキツイものだからです。炎天下にいる時間を短縮したい！ もう１つは、ふわふわにした根の間に土を行きわたらせるのが、わたしはお世辞にも上手とは言えないことです。細い棒を使ってくいくいくいっとさせますが、何度やってもコツを掴めません。恐ろしいことに、園芸用の新品でさらさらな土を使っても下手です。なので、崩さずそのまま入れたほうがマシかと思いました。
植え替えをした鉢は、必ず日陰に置きます。日なたに置いたら、高確率で枯れてしまいます。今回は家の西側に置きました。隣の建物との関係で、西日も長時間は当たらない場所です。
千日紅はなんだかんだ言っても暑さに強いようす。いつも元気。摘芯をしていなかったので、枝分かれしてないのが難点。特に向かって右側の株。
キンセンカは、植え替えて数日で、少し元気を取り戻したようです。しおしおだった葉が、しゃっきりとまではいかなくても、小さいながらにがんばっている雰囲気が出てきました。実際のところ、ほんとうにがんばっているのは、しおしおだったときでしょうけどね。このキンセンカは、シンクイムシにやられ、うどん粉病にかかりと、春蒔きのキンセンカは秋蒔きよりもずっと病気で苦労してきました。３株あったのも、今やこの１株を残すのみです。小さいつぼみが確認できますが、咲くでしょうか？
今年の発見
木の下に置いた鉢は、ことごとく水が多すぎて枯れる。
軒下代わりに木の下を使ってはいけない。
