花実みっけ

だいすきフェイジョア!

雨は恵みであり、場合によっては憎き敵

9月です。

9月1日は、涼しくて過ごしやすい日でしたね。さすが9月! 秋の到来! と思ったのはこの日限り、2日からは夏が戻ってきています。しかも、湿度を連れて。じめじめ。そう、じめじめってこんな感覚だったね……。8月が過ごしやすかったと思っているわたしは、いったいどんな8月を過ごしたんでしょう? 頑なに長袖で学生時代を過ごすくらい、もともと日差しと暑さに弱いので、例年通りの夏を過ごしたはずなんですけど。

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カラッカラだった8月の畑

この数日、毎日雨が降っています。短時間にすんごいのが降るパターンの雨です。カラッカラだったのをいいことに、ほどほどにお掃除した雨水タンクは満杯になり、その満杯の水をやる必要もありません。

おかげさまで、イチゴの苗は復活の兆しを見せています。しかし、植替えられるのはいくつあることやら。個人的には数はいらないのですけどね~……遠い目。今年はいっぱい植えてしまったせいで、どこに苗床を作ろうが、連作になります。余った苗をなぜニラの横に定植したのか、問い詰めたいですね。「もったいない」で見てる場所が違うのです。それか、有り余る体力がある人と、体力自転車運転でカツカツなわたしとの違いでしょうか……。

 

雨の降った翌朝は、がっかりすることが多いです。まっすぐ咲くように、観察してはくるくる鉢を回している努力を踏みにじられるからです。百日草や千日紅が、ナナメになっています。先月まで使っていた支柱は、全部合わせて1本でした。でもこの1週間で、それぞれの株に1本ずつ使っています。みんなナナメになっちゃったからです。ナナメになるだけではなく、部屋に眠っていた細長いプラバケツの底にヒビを入れて作った縦に細長い鉢は、階段から落ちていました。あの、もの悲しさといったら!

植物たちは、雨粒の重さに負けているのでしょうか、それとも風に曲げられているのでしょうか? 同じ千日紅でも、何が違うのか、鉢によっては無傷です。地植えも、通りに面しているところはあおられにあおられてすっかり見栄え点はなくなってしまいましたが、その50cmほど内側の千日紅は、まっすぐピンピンしています。しかし倒れた方向から考えるに、「外側の千日紅は内側の千日紅の風よけになっている説」は却下です。

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根っこの張り方の強さにもわりと不満を感じます。倒れると、株本が盛り上がってしまいます。これをむぎゅむぎゅとやさしく踏んでも、戻らないんですよねえ……。一度力を失った根っこには、それまで支えていた株を支える力がないのです。悲しいことに。支柱が多いと、うっかり目を刺すんじゃないかという恐怖があるので、好きになれません。でも倒れている花たちよりはマシなので、いっぱい差して止めました。しかしこの支柱も次の雨でナナメになります。いたちごっこ。地植えはともかく、鉢植えは差す場所がなくなる問題が発生するので、雨は弱~くほどよく降ってほしいものです。おねがいね、地球。

フェイジョアは雨風に負けず、今日も元気です。木だしね。ここに来てますます木らしくなってきました。その写真はまたいずれ。

 

この土日で、少々お野菜の種を蒔くつもりでいました。ですが、この雨で、全工程の5割くらいのところで止まっています。「ここのエリアもーらいっ!」のマーキングと耕し途中で終了。雨でぬれた土は重くて、大変なのです。あとなぜかいろんな道具がどこかに消えていて、探し物に宛てた時間がわりと長いという事情もありますけれど。

今週中には種まきしたいところですが、天気予報はやっぱり傘マーク付きなのです。雨が降るのはいいから、ほどほど! ほどほどにして!