花実みっけ

だいすきフェイジョア!

ぴぎゃしゃー‼‼‼

タイトルは、ハルハナの叫び声です。

 

日が暮れる時間も早くなり、まあまあ涼しくなってきたので、午後3時~4時開始で畑をいじりはじめました。

まずは草取り。ハウスがカオスでした。腰高の草を引っこ抜き引っこ抜き引っこ抜き引っこ抜き、とりあえず奥まで侵入可能にしました。まずこれで1ぴぎゃしゃー。「ハウス内はすごく暑いので、風が抜けるように工夫してからやりましょう!」が夏の基本ですが、最初のルートは入り口しかないので、やばかったです。

ハウスの土は、白い塊が目立ちました。緩効性の固形肥料です。ザラザラやってて結局まわらないようですね。わたしの仕事ではないので、知ったこっちゃない。

背の低い草がまだたくさん残っていますが、冬支度かイチゴ支度までに間に合えばいいので、のんびりやります。

 

翌日。

お野菜を育てようと思いまして、ホウレンソウと葉ネギを準備中です。ホウレンソウはニンニクだかニラだか由来の体臭消し目的と、貧血対策です。葉ネギはオシャレだからです。……ちょっとウソ。からみ成分が苦手なもので、夏にネギ使ってんじゃねーよ! と毎年毎年思っているのを解消すべく、育てることにしました。夏はもう終わりなのにね! 部分的に白い玉ねぎとか、食べるものじゃないって。からいって。ねえ? 葉ネギがあると、1人前みそ汁のバリエーションが今より増えます。ちょっとパラパラしてオシャレになるし。チャーハンにも使えるし。便利そう。

いざ! というわけで、畑を耕そうと思いました。が、道具がありません。クワはどこ? 数日うろうろするも見つけられず、始める前から暗礁に乗り上げました。仕方ないので、スコップでえっちらおっちら土をひっくり返して、とりあえず分の葉ネギ&ホウレンソウエリアを確保です。この3日後、前屈をしようとしたら、全然曲がりませんでした。太ももの後ろがヤバい。痛い! つれる! ぴぎゃしゃー‼‼‼

筋肉痛で涙目になっていたところに、耕運機に凝っている小人さんAが登場します。ガーッとやってくれました。乾燥したイチゴの苗はスコップでは粉みじんにできなかったので、大助かりです。

さて、次は畝作りです。これこそ鍬(くわ)がなければどうにもなりません。ないので、とりあえずホウレンソウを水につけました。古い種なので、この状態で発芽までしてほしいところです。

耕運機に凝っている小人さん、「クワを持ってきてやろうか?」とのたまいました。犯人発見! 「持ってきてやろうか?」じゃない! 「片付けてなくてごめんなさい」でしょ! しかも「おまえ、できるのか?」と来ました。ム・カ・ツ・ク! ぴぎゃしゃー‼‼‼ 去年もホウレンソウ育てたし! イチゴの畝だって毎年ちょっとは立ててるし!

無事(?)に、鍬(くわ)が見つかったので、目印のひも付き棒を立てて、畝を作ります。ところがこの、ひも付き棒のひも、立てたそばからなぜか緩むのです。そりゃね、最初の1回は距離を誤って、クワで切った。認める。ブチッとやった。そりゃもういい切れ味だった。それを縛って、立ったら、緩い……? だいぶ年季の入った道具で、ひもが劣化していたようです。ちょっとひっぱったらプチッと切れる程度には劣化していたようです。メンドクサイ。また縛り直すのもなあ……とりあえずラインにはなるし、これでいいかぁ、と思っていると、耕運機の小人さんA三度登場。

どうもわたしが何かをやっていると、小人さんたちが寄ってきます。ハルハナ、ひとりが好きなんだけどナ。緊張しいなのかなんなのか、人がいると、手が震えるんです。つまり仕事にならないのです。だから、ひとりにしてほしい。ひとりじゃないと進むものが進まない! ぴぎゃしゃー!

その小人さんAに「何にもしてなくてもひもが切れちゃう!」と言ったら、新しいひもをくれました。わあい! ハルハナの持っている麻紐だととても細いし、土と同じような色なので、どうしようかなと思っていたのです。ラッキー! ところがもらったひもは、太さが違うので、塩ビ棒の穴に入りません。キリかなにかで大きくしないと入りません。小人さんたちは、ハルハナを3歳だと思っているフシがあるので、なんでもやってくれようとします(ほんとのところは「おんなこども」カテゴリーだと思いますけどね。その割に無理難題=カンナがけを吹っ掛けてくるところは理解できない)。「今夜、その穴大きくしてやるから。とりあえず買い物行ってくる」と言い残して去りました。

だれが夜まで待つもんか。わたしは今やりたいんだ!(やったね、ひとりだ!)

小人さんBの道具箱をあさり、キリのような道具を持ち出します。塩ビならできるもんねー、穴を作るんじゃなくて、広げるだけならわたしにもできるもんねー。グリグリ。

もらったひもの先端を、セロハンテープで巻いて、穴に通します。1本はすんなり通りましたが2本目が入りません。塩ビ棒内にゴミが入っているようです。それを乗り越えるのに、ちょっと苦労。してると、小人さんB登場。さっきから直しているこの道具も、本来は小人さんBの持ち物です。えへ。「これ、もう使わないから片付けておいてくれる?」と小人さんBのセロハンテープを渡して遠ざけました。そのすきに、なんとかひもを通すのに成功。ふう。ぎゅぎゅっと縛って、完成!

買い物に出た人が帰ってくる前に、畝を立てちゃえ! とがんばりました。

畝完成。「クワ持ってきてやろうか?」からここまで60分かかっていません。作業の手はそこそこ早いんだからねわたし!

あとは、天気を見つつ、種まきをすればOKです。

天気……。今月に入ってから、しばしば雨が降ってくれますが、どうして種を流しそうな強い雨ばかりなのか。雨対策を考えてから、種まきしたほうがよさそうです。寒冷紗をかけておけばいいかな? 

ちなみに鍬(くわ)は、畑に置きっぱなしです。でもわかりやすいところ。真ん中。でーん。種まきしたらイチゴのベッドをつくらなくちゃあ……。去年は8月中にやってたようで……。