花実みっけ

だいすきフェイジョア!

11月6日は、「いいマムの日」!

一般社団法人日本記念日協会によると、今日は「いいマムの日」でもあるそうです。

マムとは、菊のことです。

菊。いっぱいありますね。わたしの家の敷地内だけでも、10種類くらいあると思います。名前が分かってるのは、この春に購入した「嵯峨菊」だけというテイタラクです。食用なのは1種類だけでしょうか。他にも「これも食べられる」と故人が言っていた菊があった気がしますが、当時、エディブルフラワー(食べられる花)に興味のなかったハルハナは、見事にスルーしたのでした。

 

「いいマムの日」は、2021年9月9日に認定されたばかりの新しい記念日です。

ん? 9月9日?

9月9日といえば、重陽節句ですね! 「菊花の約(ちぎり)」ですよ! 上田秋成の「雨月物語」を読みましょう。ハルハナはその昔、読みましたが、今ではすっかり忘れてしまいました。おぼろげな記憶では、義兄弟の契りで、約束で、幽霊のはず。厚い情に胸が熱くなるお話です。

 

「いいマムの日」なので、うちの菊をいくつか紹介します。ででんばばんどどん。

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ハルハナはこれを「厄介なあいつ」と呼んでいます。なぜって、毎年毎年、どうがんばってもあっちへうねうねこっちにうねうねするからです。今年は南北に柵を立てましたが、うまくいきませんでした。剪定しまくったら花数が増えて、今年は豊作です。ちなみにこれは「食べられる菊候補」ではありません。

 

 

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f:id:haru_e-hana:20211106093722j:plainこれらは仏様ができてから買われてきた菊です。これまで植えっぱなしだった場所が、他の植物に襲われていて、年々勢い衰え数を減らしていたので、念のためと思って、今年、勝手に差し芽しました。そしたらその勘が大当たりしまして、植えっぱなしからは1つだけひょろ~っと出たきり、残りは全滅しました。洋物かわいい菊は、ある程度更新が必要なのかもと思っています。ちなみにほんとうは4種類買われてきてたのですが、1つは早々になくなってしまいました。いっちばん、かわいくて気に入ってた、真ん中が黄色くてピンクの花弁の素敵な菊……あれぞ洋物菊って感じの菊……。

 

 

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これは紅茶缶の菊です。紅茶缶の菊は、ずっと家にあったものを、「かわいいのに見に行くのが大変」という理由で、かわいいサイズにしたものです。2年目3年目、花数も増えて、満足感があります。日当たりがいいとは言えない場所に置いてるのに、いい感じのサイズだし倒れないし、紅茶缶、グッジョブ。

 

 

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これらは、今年購入した嵯峨菊です。見頃はもう少し先ですね。「嵯峨菊」で検索するとわかりますが、七五三仕立てがもうすごく見ごたえがあります。いつかあれをやりたいです。そのためには、数を増やさなくちゃ! 今年は1鉢ずつで、何色かわかりませんが(名札が溶けて消えてしまったので、わからなくなっちゃったのが本当のところ)、2色、地植えもあります。日本の菊なので、畑のどまんなかではないどこかに地植えにしたら、紅茶缶菊の親のように、ず~っと咲いてほしいなあ。

 

キクは元気なのがとりえです。元気すぎて通路をふさぐので、ばっちんばっちん切っています。そういう花で作ったのがこういうのです。

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花瓶の模様もあってか、仏花感がない菊の花瓶です。太陽みたいな菊と、太陽みたいな色の菊があるからでしょうか。これがどこにあるかというと、仏壇です。

 

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玄関飾りはこうなりました。なんとなくまるいので、まんまるにしたい気がします。でも実ものが元気なので、まだしばらくこんな感じですかね。一番下の白い菊は数週間、同じもので、しかも切り口の更新をしていないのですが、元気です。元気すぎやしないかい? ハルハナはそろそろ飽きてきています。菊は長持ちするのがいいところです。

 

 

おしまい!

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