花実みっけ

だいすきフェイジョア!

12月の花瓶&手作りリース飾り

10日程お休みしていた花瓶が12月12日に復活しました。

小さな鉢に植えているアリッサムを、鉢のサイズはそのままで植えなおした折に、細い根っこをむしり取りました。そのままだと枯れるかもしれないと思ったので、日なたに出すにあたり、上部も整理しました。このときに切った部分を、ぽんぽんと花瓶に入れました。よく伸びていたので、ほとんどを、鉢から切ってあえてそのままにしました。華道をたしなむ方々がしばしばおっしゃる「自然を生かす」に、憧れがあります。

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20211212

13日。自然を生かして長くしたままのアリッサムは、花が乾燥しました。水を吸い上げる力が長さに追いつかないようです。

 

17日。思うところあって、花瓶を交換しました。

思うところの内訳は、物が増えて花瓶置き場が狭くなったことと、アリサッムは小花の集合体なので、前回の瓶だとバランスが悪くなったからです。12日時点ではあまり気にならなかったのですが、枯れてきたのを抜いたり切ったりしているうちに、徐々にバランスに疑問を抱くようになりました。

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この小瓶、数日前まで調味料が入っていました。かっこいい瓶だったはずですが、ふたを捨ててラベルはがしたら、ただの小さい瓶になりました。ふたとラベルの威力は偉大です。そして、やっぱりわたしは瓶のスクリュー部分が気になるようです。100均のものでもいいから、気に入ったのを1つ、買うべきか……?

冬は花の種類も大きさもさほどないので、「小さい花瓶でちょこんと」とか、「小さい花瓶に1輪すらり」とかが、美しいと思いますたぶん。これはその第一歩です。

 

 

続いては、季節もののリース飾りです。

2021年12月は、リース作りに初めて挑戦しました。クリスマスリースと正月飾りリースです。いずれも「自然素材にこだわる」をテーマにしました。具体的には、ハリガネや接着剤を使わないということです。留めるのには、麻紐を使いました。

 

まずはクリスマスリースから。

左が完成してすぐ、右が完成から3週間ほどたったものです。

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クリスマスリース

いま改めて見ても、形は歪でヒバの葉がぴろぴろしすぎで、上達の余地しかないことを感じます。来年また作るなら、これよりは絶対にうまく作ります。絶対に!

ほどくときに、乾燥したヒバなどが皮膚にあんがい痛かったです。手のコンディションが良くないのもあるにしても、乾燥した葉などは固いので、紐の結び目をほどく作業以外には軍手などを用いるべきでした。

 

そして年始用に作った正月飾りがこちらです。

クリスマスリースの骨組みと、松ぼっくりローズヒップは再利用しています。ナンテンの験担ぎにあやかりたかったものの、実が残っていなかったのは残念でした。

 

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正月飾りリース

正月飾りはクリスマス以上に色味とボリュームが大事だと感じました。紙で作った扇子とお花のあるなしで、出来上がり満足度が違います。

わたしはシンプルとさりげなくが好きなタイプだと思っていますが、お正月は豪勢に! が良いようです。最初は小さい扇子を2個作っただけだったのですが、置いてみたらさみしくて、大きいのも追加しました。そのうえ、扇子の要を隠すためにお花も追加で作りました。さりげない扇子は役者不足だったうえに、要を隠す花は大きくする必要があった(大きい以外の選択肢がなかった)このリース作りで、価値観をひっくり返されました。

 

 

2021年の「花実みっけ」は、この記事が最後です。

お読みいただいたり、スターをつけてくださったり、コメント、ブックマーク、記事の紹介など、ありがとうございました。うれしかったです。

よいお年をお迎えください。