花実みっけ

だいすきフェイジョア!

あるもので作ろう! 室内置き温室

ヒペリカムの挿し木を真冬に始めたハルハナが作った、室内置き用手作り温室の作り方をご紹介します!

暖かい時期に種蒔きしそこねちゃった! という方や、興味本位でさし芽や挿し木をしたけど、温度が足りないよ! という方の役に立てば、うれしいな。

 

用意するもの

  • 発泡スチロール箱
  • 新聞紙
  • 湯たんぽ
  • ブックエンド(本が倒れないように抑えに使う、自立する鉄の板)
  • 気泡緩衝材(プチプチ)
  • テープ(セロハンでも養生でもマスキングでも、なんでもいい。画鋲でもいい)

 

以上の物品を以下のイラストのような具合に置きます。ハルハナ、絵心はないっていうか求めたことがないっていうか、執着も向上心も持った記憶がない。

 

黒枠が発泡スチロール箱

左から、

オレンジの丸:湯たんぽ

灰色のぐしゃぐしゃ:ぐしゃぐしゃにした新聞紙

緑の線:ブックエンド

青い入れ物:水受け皿(の上には鉢が置いてある)

灰色の1本線:プチプチ(必要な個所をテープで留める)

箱の外のオレンジの丸:太陽

f:id:haru_e-hana:20220218132250p:plain

注意点などをつらつらと書きます。

湯たんぽと鉢の距離が近いと、鉢がけっこう熱くなりました。それをやわらげるために、新聞紙を丸めて、距離を取っています。
湯たんぽが鉢の側に倒れてくると悲劇なので、気を付けましょう。湯たんぽから手を放しても、ブックエンドで抑えられていれば、大丈夫。うまく抑えられてない場合は、ずるずると動きます。

 

この温室の効果は、以下のツイートから続く一連の温度観察を参考にして下さい。(一番最初の温度報告ツイートは、今ご紹介したのとは違う方法を取っていましたので、外しました)

10度は下回らず、高くて36度前後のことが多いです。

わたしは朝晩に湯たんぽのお湯を入れ替えています。量とお湯の内容(沸かしたて、前日の残り)でだいぶ変わるので、あくまでも参考です。それから、珍しい形の温度計を使っているので、温度計の場所も一定ではありません。理科の実験には程遠い。

また、新しい芽が出るまでは、プチプチではなく、発泡スチロール箱の蓋や、ボール紙を使って温度を調整していました。芽が出たのに光合成できないのはよくないと考え、プチプチに変えたのです。その報告が、以下の記事です。

shokubutsu-nikki.hatenablog.com

 

2月18日現在、この温室で、4本中2本から新芽が出ているのを確認しています。新芽が出たのは、同じ鉢の2つです。鉢の厚さが違うので、その辺も考慮の必要があるのかもしれません。芽が出たのは薄い鉢です。側面を押すと、曲がっちゃうような鉢。

f:id:haru_e-hana:20220211195420j:plain

f:id:haru_e-hana:20220218135434j:plain

 

以上、室内用温室の作り方と、その効果でした。