「その土地その土地に合ったもの」と、よく耳にしますよね。あんまり考えないハルハナは「何もしないでもおいしいものと、何もしないとおいしくないものがあるよ」という意味だと思っていましたが、「そういうことではなかったな」と分かったので、メモします。なお、花の話で、野菜は出てきません。
粘土質なハルハナの家で地植えしてもあんまり育たない植物
・アネモネ
キンギョソウはおそらく、粘土質の土に根を張る力が強くないと思います。発芽した後、いくつものポットに植え替えて様子をみますが、育たないポットの土は隙間がないほどにカチンコチンです。園芸情報を検索すると「水はけのよい土」というワードもよく出てきますが、粘土質でカチンコチンは、恐ろしく乾燥が早いです。「水はけのよい土」は、でもきっとそういうことじゃ、ありません。
あるところに、さらさらの砂のような土がありました。ハルハナはそれをキンギョソウ用に使ってみました。水をはじきまくったので、これはダメかもと思っていましたが、その年はキンギョソウが良く育ちました。この土がいっぱいほしい!
アネモネは「砂質壌土」がいいそうです。キンギョソウの仲間ですね! 3年前にタキイ種苗さんからいただいたアネモネの球根ですが、今年はどうやら4球しか発芽せず、花のつぼみは1つしか(今のところ)見つけられません。今年、球根がちゃんと確保できたら、砂を集めて砂たっぷりの土に植えてみたいです。
ハルハナの家でのアネモネの難易度は、中難易度のカサブランカ並かそれ以上ですが、世間的には初心者向けです。
さて、ここからが困った問題です。
たくさん発芽したキンギョソウですが、だいたい畑の土を使っています。畑の土と、灰と、堆肥山の土をいい感じにまぜこぜして、使っています。時間が経つと、カッチコチになるポットと、ならないポットが出てきます。ハルハナには、この違いがわかりません。順調に育つポットと、パタッと生育が止まるポットの土は、同じところのものなのに、なぜこの差ができるのか。もしかしたら、土が思ったよりも必要で、「まあいっか」と、あれこれまぜこぜしなかった土を使っているもののみが、ダメになってしまうのかもしれません。検証が必要だ!
米ぬかの効果に期待
米ぬかを畑の土にまぜても、砂にはなりません。少し「ほろほろ」になります。粒が大きくなって、実際はカッラカラに乾燥しているはずなのですが、気持ち湿り気があるような土になります。重さは、乾燥させたコンニャクとか、棒寒天みたいな感じ。
今年はこの土をたくさん混ぜて、キンギョソウを植えてみました。ええ、カチンコチンのポットで生長が止まってしまっていたキンギョソウを、この土に植えてみました!
カチンコチンになる土は、水をやって指で押すと「ぐにゃぐにゃどろべちゃ」になりますが、この土はそこまでひどいことにはなりませんでした。
茶色い素焼き鉢に2つです。どうなることやら。