春の強風で、ミモザの太い枝がバキッと折れたようです。花盛りの大量のミモザが庭にあふれました。何かしらのタイミングで、毎年ミモザが半分のボリュームになってる気がするのは、きっと気のせいでしょう。毎年ということは、さすがにないと思います。……いや、どうかな。ミモザはかなり生命力が強いです。
クリスマスリースや正月飾りのときに作った、リースの土台を持ち出して、ミモザのリースを作りました。
道具は、ハサミと麻紐が必要です。
麻紐を切るハサミと、ミモザの枝を切るハサミの2本が必要でした。ミモザの枝を切るハサミは麻紐を切るのにものすごくコツがいり、麻紐を切るのに適したハサミはミモザの枝を切るのにものすごく力が必要だからです。パーツづくりに麻紐を何度も切るので、それぞれに合ったハサミを用意しましょう。
折れた枝からパーツを取ります。10cm程度で、下のほうはきれいに掃除。ついでに虫も取り除きます。小さい枝を2~4本ずつ束ねます。なんとなく大小作ってみました。
小さいもののほうが扱いやすかったのですが、ボリュームを出すためには大きいのも必要なようです。内・外と、大・小の組み合わせが上手にできるようになれば、手直しという名のごまかしをしないで済むのではないだろうか。
このパーツを麻紐を使って土台に固定して、リースの完成です。
クリスマスリースは何度も何度も何度もやり直して「まあまあ丸い」形になりましたが、ミモザリースは1回で「丸い」形になったので、うれしくなりました。
丸いのは丸いのですが、どうにもこうにも、「もっさい」んですよね……。
家族は「いいじゃん!」と言いましたが、ハルハナは「もっさ!」と思っています。力がぐるっと一周回るのが理想なんですが、どうもあっちこっちから漏れてる感じがしませんか? しない? するでしょ? 洗練されてないんだよぅ。
小さいパーツだと、この「向き」を調整しやすいのがいいです。大きいパーツは……大きいパーツは麻紐じゃなくて紫色のリボンでまとめて逆様にして飾るのがきれいだと思うな扇形で。リース向けの形をしてないと思う。
手直しという名のごまかしとは、ボリュームが足りないところに、1本ずつのミモザの枝を、抜けないようにうまいこと入れる作業のことです。何かの拍子にぽとっと落ちるのがあれば、それはごまかしに使った素材なのでした。
以上、ミモザリースでした。