御無沙汰しています、ハルハナです!
サボりの虫と仲良しこよししていました。まだいっしょにいたいのですが、さよならを告げて、この記事を書いています。
5月の花瓶は華やかです!
5月1日
黄色い花は、シュンギクです。鍋に入れたり胡麻和えにしていただく、あの、シュンギクです。こんなにかわいいお花が咲くんですよ! 花弁が全体真っ黄色のもあるし、この写真ように2色に分かれているのもあります。畑のシュンギクを放っておくと、5月に可憐な花畑を楽しめるので、土地に余裕がある方にはおすすめします。当たり前に、仏壇にも上げました。
5月3日
1日の花瓶にあるピンクのラナンキュラスが早々に散りました。
日曜の新聞に生け花の記事が載っています。いつだったか、「このバランス、さっぱり良さがわからない」と思ったものがあったので、真似してみました。
「さっぱりわからない」を簡単に説明すると、「花瓶の縁に花がいっぱい、その花の間からにょきっと伸びた長い茎、高所で咲くチューリップ」です。
あの作品がどのくらいの高さボリュームがあるのか、紙面からはなかなか推しはかりにくいものがあります。チューリップでなんとなーくわかるけど。わたしの室内用お花は、最大でも30cm、見栄えを考えると20cmという制約があるので、まねといってもたかがしれています。
ですが実際に、「もさっ」「にょきっとすらり」「花」をやってみると、案外楽しいんですね。
この花瓶のイメージは、「花の傘で雨宿りするお花たち」です。ラナンキュラスもヤグルマギクも、雨に濡れると傷みやすいので、謎の大きいお花で雨宿りしてほしいなと思いました。実際には、謎の大きいお花は小花の集まりで傘の役目は果たせませんでしょうし、ラナンキュラスやヤグルマギク、シュンギクより草丈が低いのでした。だからこの花瓶は、自然とは逆です。
コンセプトは、「寄らば大樹の陰」でも可。
5月10日
今年は菖蒲湯に入り忘れました。
仕方ないので、花瓶に菖蒲を生けました。葉っぱをね! 切り口を嗅ぐと、ほのかにいい香りがしました。
ちなみに大事な事なので言いますが、この葉は、ダッチアイリスに似た花が咲くほうの「花菖蒲」ではありません。(花菖蒲の写真はないので、ダッチアイリスを持ち出す苦肉の策。) じゃあどんな花が咲くの? えっ、あの辺で花咲いてたの見たことある? ないなあ……っていう感じの地味花です。ほんと、いつ咲いてるんだろ?
ぐぐったら、初夏に咲くと出ていました。……はっは~ん、まれにハルハナが「虫の卵!」と思ってたり、まれに「うぇえ、イモムシみたいなのがいるぅ」と思っていたりしたあれがきっとそうなんだろうと思います。
まれにまれに。そう、超、地味。
5月15日
ついに登場、セイヨウオダマキ!
これがまあ難しい花でして、虫に食われるわ虫に食われるわ虫に食われるわ虫に……
活ければ、「わたし、あっちに向きたい!」「アタシはこっち!」ですよ。
扱いにくい!
全然、いい感じになりませんでした。
気温が上がってきた時期でもあり、このセイヨウオダマキは、なんだか暑苦しかったです。青い花がほしいなあ、涼しげにしたいなあ……
5月18日
すずしげがやってきた!
青系のニゲラが開花したので、プラスしました。そうしたら、セイヨウオダマキもかわいい、ニゲラもかわいいで、わたしは鑑賞に困ってしまいました。
5月19日
ボリュームを減らせばいいのでは? と思い、減らしてみました。18日のよりはマシでしたが、やっぱりかわいいのとかわいいのがケンカするので、相性の悪い花があることを学びました。
ここに1つ、ニゲラメインの花瓶があったはずなのですが、どうやら写真が行方不明か撮影していないかのようです。
5月27日
まあなんだな、園芸品種に飽きてきたよね。
というわけで、オナモミを添えてみました。写真だと黄色い花があまり目立ちませんが、かわいく咲いていました。
キンギョソウがしれっと開花しはじめました。ボリュームに欠ける株の花をさっさと切って、脇芽を伸ばしてもらう作戦実施中。
予算110円でちゃんとした花瓶を買おうという試みは、なかなかうまくいきません。サイズも色も、そんなに難しい注文をつけているつもりはないのですが……。もうじきユリの季節なので、花瓶購入意欲が減退中です。季節が変われば求められる花瓶の傾向も変わるでしょうから、気分に従うのもいいかもしれません。
「謎の花」の名前をご存じの方がいらっしゃいましたら、コメントで教えて頂けたら幸いです。家族みんな、忘れちゃったんです! 葉は、アマリリスに似た感じです。あるいはスイセンの葉をもっと幅広にした感じ。よろしくお願いします!
思い出しました! 「アガパンサス」です。自己解決。(2022年5月31日15時31分追記)