今日はこの西洋オダマキの話です。
いいですか、この、赤と黄色の西洋オダマキの話です。ここ、大事!
西洋オダマキは、種まきした春の次の春にようやく花を咲かせます。ながい!
ハルハナの家で見られた西洋オダマキは、今のところ、以下の2種類のカラーリングも含めた3種類でした。
どれがいちばんすき?
これ!
というわけで、ハルハナはこれを偏愛していました。具体的に何をして特別扱いしていたかというと、ちょっといい席に置いたわけです、これひとつだけ。
そしたら、シンクイムシに食われました。西洋オダマキのどこに茎があるんだよ、と思いました。結果的に、地上部がすっかりなくなり、あまつさえ、穴が掘られてしまったのです!
こりゃあ……ダメじゃないかなあ……と思ったハルハナは、何度か捨てようと試みました。でも、できませんでした。だってこの赤と黄色の組み合わせ、この1つしかないですもの。パッケージ写真はこれこの通りですけど、
ハルハナのおうちで咲いたのは、
の3種類です。
ぶっちゃけもっと期待してた!
そりゃあね、まだ花芽が付かなかったのが半分以上あるようですよ?(数えてない。) だからまだ期待は捨ててないんです捨ててないんですけど!
さみしい。
というわけで、ぐだぐだと捨てずにいました。あんまり場所取んないし……。
でも、さすがに邪魔は邪魔なので、堆肥山に捨てようと思いました。思って、手に取ってみたところ、新芽が出ていたのです!
コケは見て見ぬふりでよろしくお願いします。緑色の真ん中にある黒い穴が、シンクイムシに掘られた穴で、その向こうにひょろひょろ出ているのが西洋オダマキの葉です。
葉自体は次の写真のほうが分かりやすいかもしれません。
捨てないでよかった!
ハルハナが赤と黄色の西洋オダマキを他と違う場所に移した理に由は、動かしようがない西洋オダマキが、小さいけど数が多い青虫に食われたからというのもあります。結果的に、その青虫の被害は免れました。青虫にやられた次に載せる2枚の西洋オダマキは最近ようやく回復してきて、また花が咲いています。シンクイムシと青虫では、被害の度合いが段違いですが、赤と黄色の西洋オダマキも、またきっと楽しめることでしょう。
宿根草は、ダメになったと思っても、しばらく取っておこうと思いました。
6月の悪天候で根本からぽきっと折れたキキョウをね、捨てちゃったの。根っこ見て、「あっ、生きてる」って思ったけど、捨てちゃったの。ごめんね桔梗。