ある日あるとき、ハルハナはすごいことに気づいたのです。
わたしには、好きなオレンジ色の花と、暑苦しくって耐え難いオレンジ色の花がある!
① オレンジ色のスカシユリ
スカシユリは6月上旬ごろから開花し始めます。6月上旬は、梅雨入り前で、体が暑さに慣れていないのに、気温は30度をぴゅーんと超えることもある、なかなかにつらい時期です。その時期に、オレンジ色のスカシユリは、明るすぎて、見るに堪えません。7月中旬で、しかもなぜか気温が夏日程度におさまっている、今この記事を書いているこの瞬間、この写真を見ても、暑苦しさは覚えないのですが、開花時期には実物も写真も、つらいのでした。
② オレンジ色のマリーゴールド
晴れの日は足元からまぶしいマリーゴールド。最近は香りに注目しているので、数年前ほどの暑苦しさは覚えません。あと、一時期に比べて花数が減ったので、そんなにうるさく感じません。
③ ヤブカンゾウ
現在、大好きな花です。ハルハナの家にはないので、天気と足元の良い日には、歩いて見に行きます。水辺に咲く花なので、水で冷やされた空気が肌を撫でていくのもポイントが高いですね!
ヤブカンゾウという名前の通り、ヤブに生えているので(そういう由来なのか?)、見るときも日陰にいられるので、さらに加点!
④ ヒメヒオウギズイセン
見た目が暑くて……しかも、家にたくさんあるんです。ヒメヒオウギズイセン。
このオレンジ色は、他のオレンジ色と違って、熱を発散していると感じます。触れたらやけどしそうな気がします。真夏の夜に、「今日はシャワーでいいや」と思ったら、シャワー設備がなくて、かわりに湯船に45度の湯が張ってあったみたいな感じがします。するんです!
しかし先日、よそのおうちの土地の、直射日光ばんばん浴びてるアスファルト沿いにあったヒメヒオウギズイセンを発見したときには、「ああちょっとあそこ涼し気」と思いました。生えてる環境も大事ですね。
⑤ ノウゼンカズラ
名前が覚えられないオレンジ色の花が咲く樹木です。
花だけ見るとオレンジ色で「暑いから他の色にしてくれないかな~」と思うのですが、木陰が涼しいので、プラマイゼロです。
雨上りのアスファルトに落ちている花が、はかなくもきれいです。
以上、ランキングを発表します!
オレンジ色の暑苦しい花ランキング
1位 ヒメヒオウギズイセン
2位 スカシユリ
3位 マリーゴールド
4位 ノウゼンカズラ
5位 ヤブカンゾウ
このランキングは、わたしの主観に基づくものです。いつも読んで下さる方々はご承知かと思いますが、ハルハナはユリが好きです。好きでも暑苦しさランキングの2位に入れるので、「あれとこれは別」のランキングです。お遊びのランキングです。ご理解下さいませ。
「半月近くブログを放置するのもなんだよな~」と思って書いてみました。次は「夏に涼しさを感じる花ランキング」といった、楽しい気持ちになる企画をやりたいものです。