エッセイじゃないよ、備忘録というものです。
3月13日にハウスに種を蒔いたことから始まった、ハルハナ初のオカヒジキ栽培。初秋になり、思うところがあるので、忘れぬうちに記録します。
オカヒジキは家族にも受け(小人さんBは除く)、夏の食卓の、わりと定番食材となりました。そこで、来年も育てたいわけですよ。
自家採種も、まだ完全にはあきらめてはいませんが、種の購入が本命です。枯れたオカヒジキのうち、種らしきボツボツがあるものについては袋に入れていますが、どれが種だか、よくわかりません。なにせ、小さい。いえ、種自体はそれほど小さくないのですが、ごみとの見分けが難しいのです。
まっ、そういうわけで、マメさが発動しないと、どうにもこうにも。
売ってる店はどこだろな~。冬場にホームセンターに行ったら、種の売り場を要チェックです。忘れそう!
【食感や収穫について】
収穫も食感も、種蒔きして1回目、2回目のころのほうがラクだし、おいしいです。シャキシャキ食感は、収穫を繰り返すうちに、どんどん失われていきます。
見た目も、最初のうちはマツバギクだったのが、シバザクラになります。8月に入った露地のオカヒジキは、8割シバザクラでした。
食感の変化を具体的に例えると、最初のうちはイカの刺身を食べていたけど、そのうち燻製のおつまみになって、最後はあぶったスルメイカ、って感じ?
以上のことから、来年は、時間差栽培を目論みたいものです。
種をちょっと蒔いて3回くらい収穫、種をちょっと蒔いて3回くらい収穫、種をちょっと蒔いて3回くらい収穫、種をちょっと蒔いて3回くらい収穫、……
そうすれば、自家採種もウッハウハでしょうし、プリプリのオカヒジキがたくさん食べられるという具合です。夢見てる間は、楽しいですね!
オカヒジキは繰り返し収穫できる食材ですが、モロヘイヤのように、いつまでも柔らかい葉を提供してくれるものではありませんでした。自分で「終わり」を決めて、種を取って、マメに種蒔きをしたほうが、よりおいしくいただけそうです。