花実みっけ

だいすきフェイジョア!

8月の花瓶

7月の終わり、ついに花瓶を2つ買いました!

白いのと、透明なの。

細長いのと、まるっこいの。

高いのと、低いの。

 

当初の予定では、白い瓶だけのはずでした。茎が見えないのがほしかったのです。でも、100円ショップの店頭で、透明なまるっこい瓶を見たら、「ハサミで茎の切り口を更新して、いずれこの長さになるまで楽しみたい」と感じ、買っちゃいました。100円ショップの商品は、一期一会なのです!

白いのが横線入り、透明なのが縦線入りなのも、購入を後押ししたポイントです。白いのは、別のデザインもありましたが、口の広さが決め手でこれにしました。

 

今月は、新しい花瓶にはどんなふうに花を飾ればいいのか、盛大に迷子になっている様子をご覧ください。

 

8月2日

8月2日

ぎゅうぎゅう詰めです。

せっかく白いおしゃれな花瓶を買ったのに、これじゃあ、もっさい!

透明なリサイクル瓶のときは、スクリュー部分に目が行かないように、上部を盛る必要がありました。でも、スクリューがないこの白い花瓶は、スッキリでいいんです。ちょっと考えて、後ろの藤の葉は、いらなかったなと結論。

 

8月7日

8月7日

スッキリさせました!

ポンポン百日草の、花瓶の口に触れている葉をむしれないところに、まだ「もったいない」か「かわいそう」か、「緑がほしい」という心が、透けて見えます。

ここでハルハナは気が付きました。この白い花瓶、置き場所に対して、少しだけ背が高い。口が狭まっている部分が全部ないくらいが、きっとちょうどいい。白い千日紅が、天井にこすった! わたしが思っているよりも、この花瓶、背が高いぞ!

 

8月10日

8月10日

あまりよく見えませんが、透明で、丸っこくて低い花瓶です。

反動で、背が低いのにかわいらしくお花を飾りたくなりました。

通るたびに頭を撫でてくるノウゼンカズラを何も考えずに切ったら、数が多過ぎました。ノウゼンカズラはトリッキーな咲き方をしているので、活けるのが難しいです。

収めるのに試行錯誤しまくった結果、枝を短く切って、切り口の上も下も水に入ってた1本だけが、翌日も元気でした。今思えばそれもそのはずですね。ノウゼンカズラは垂れ下がって咲く花。根っこから見たときに「下」は遠い場所になるので、水を吸い上げる力を持っているのは「上」なのでした。

ノウゼンカズラは、もういっそ、落ちている花の中から、色形のきれいなものを選んで拾ってきて、うす~く水を張った容器に入れるだけでも絵になると思います。中央に穴が開いているので、水が多いと、花がおぼれます。

そしてこの丸っこくて透明で小さい花瓶なら、ミョウガの葉っぱがいい仕事をすると思う!(このときも、葉っぱが大好き)

ちなみにイメージは花火ですね。次々打ちあがる、花火。

 

8月12日

8月12日

早々にノウゼンカズラが傷んだので、千日紅とミョウガの葉を白い花瓶に入れました。ミョウガの葉がキツキツです。でも、これがないと、一番背の低い千日紅が、ちょっとの揺れで、花瓶の中にすっぽり入っちゃう……。

 

8月18日

8月18日

完全リニューアル! 赤い千日紅は種を取りました。

強風と雨で、たくさん折れた花の第二の「花生」です。実はこの2倍くらいの花を切りました。ここに写っていない、ここにあるのより状態のいいものは、仏壇の花瓶に加えました。向こうが本命ですからね!

ヒペリカムは、ころころころころ毎朝毎晩鉢を起こすのがついに面倒くさくなり、思いきり切り戻ししました。実も小さいし、栄養不足?

正面に大きな百日草サマードレスがあるので、葉っぱは盛大にむしりました。写っている分しか、葉っぱを残していません。思い切りました。スッキリ!

予想よりも百日草サマードレスが短命でした。百日草サマードレスを取り除いた後に、骨みたいな長い茎が残ったキンギョソウヒペリカムをみて、茎の美しさに目覚めた気がしないでもない。

 

8月27日

8月27日

地面にはいつくばるように咲いていたアルストロメリアと、ヒマワリです。ヒマワリは念のためにと思って切ったら、ヒマワリとコスモスが小人さんBによって全部抜かれちゃったので、…………そういうことです。こぼれだね任せなので、来年、コスモスとヒマワリは、ないかもしれない。

それはさておき、アルストロメリアはヘンに徒長してるし、ヒマワリも首がすごく曲がってるしで、難しい2本でした。難しすぎるので、かわいさを諦めました。

 

 

花瓶を買ったら、「水を替えるのが面倒くさいからこの花瓶に全部ぎゅう詰め」をしたくなくなりました。かわいさ優先です。8月28日に、もうそろそろ終わりだと感じたり、首を垂れてきたキンギョソウを切りましたが、それは別の花瓶を出して、玄関に飾りました。キンギョソウの茎は細いので、10本近くあろうが白い花瓶にだって余裕で入ります。入りますが、それではごちゃごちゃになって、かわいくないだろうと思ったのです。

手間とかわいさを天秤にかけて、かわいさが勝つようになったのが、花瓶購入による変化でした。