花実みっけ

だいすきフェイジョア!

ウリハムシをどうにかしたい!

本日の主役

ウリ科が大好きウリハムシ! のはずなのに、キュウリやゴーヤー、畑のどこかにあるというヘチマよりも、ハルハナが育てている、キキョウやアスターが大好きウリハムシ

 

退治を考え始めました。

 

即効性のある方法は、目の細かいネットで覆うことです。寒冷紗ですね。

黒ポットで育てているキキョウは、真夏からこちら、黒いネットで覆っています。古いネットなので、穴ぼこや破けがあります。それでも、ネットをかけてから、また花を楽しめるようになりました。ネットをかける前は、咲いたと思ったらすぐに無残な姿になっていたので、大きな改善です。風でそよぐ様子が見られないのは残念ですが、「今日も虫に食われて花がない、しょぼん」を繰り返すより、よりうんといい。

 

アスターに寒冷紗をかけるのは、難しいです。

背の高い百日草と千日紅に挟まれているので、ネットを掛けられません。できなくはないかもしれませんが、繊細な作業になるでしょう。

そしてハルハナは「めんどうくさい」が、すぐに発動するタイプです。

小人さんAなどは「めんどうくさい」を思わないらしく、草がボーボーになって手に負えなくなるまで放置しますし、棚の前に物を平気で置きますし、他の家族の使用頻度が高いものの手前に自分の滅多に使わない物品を置いたり、空の箱をいくつも残しています。「物がないとさびしい」派なんでしょうね。ついでに「すねに目がついてる」派。

去年は、ジャガイモの箱の上にたまねぎを雑然と入れた箱を置いて、ウジ虫パラダイスを作成していました。片付けはハルハナがしました。

今年は、ジャガイモの箱の上に、カボチャを入れた箱を置いて、その周囲に自転車もしくはバイク、それからもみ殻の袋をこれでもかぁぁぁぁ! と置いています。

マジちょーむり。2年連続、ジャガイモを取る気にならない。

ハルハナは問いたい。あなたはなぜ、玉ねぎを育てたのですか、ジャガイモを育てたのですか、ミニトマトを……

育てるのが最終的な目的なら、収穫せずに土に返してほしい。おすそわけをしたいのなら、収穫物はすべてよその人に配ってほしい。食べたいのならば、保管にも気を回せ。

小人さんBが自家製の食材を管理していたころは、多くて2アクションで物が取れました。ジャガイモの箱の上に、日よけとは別の、片手でぞんざいに扱えるちょっとした荷物が載っているとか、吊るした玉ねぎを取るのに、足元をよく見たり袖を引っ掛けないように気を付けなくちゃいけないとか、そのレベル。

収穫物の収納者が小人さんAになったら、そもそも箱の前に到達するために、いくつも少しずつ物を移動させ、最上段の重たいカボチャ箱を持ち上げて下ろさなくてはいけません。そして目当ての物を取ったら、重たいカボチャ箱を持ち上げて戻して移動した物も戻して……めんどうくさすぎる。小人さんBは、例えばジャガイモの芽かきなどもしてくれていたので「管理」としましたが、小人さんAはそんなことしないでテレビつけて寝てる(から消すと怒る)ので、「収納者」でじゅうぶんです。

「愛」の雑な一言で表現されるもののひとつが、この「手間」ですね。料理する家族が取り出しやすいようにしておく気遣い、自分が育てた野菜がもうちょっと長く食材としての命を保てるようにするための、手間。

この手間がまるっと見えないことに加え、最近わかったことですが、小人さんAはちょっとすっぱい腐りかけ食品が好きなようなので、こりゃあもう……と諦めました。小人さんAの親戚筋を見てても、食品管理にルーズな気配はあるので、それが標準なのでしょう。賞味期限は1985年(昭和60年)生まれだそうで、まだ30代と若いし、だから仕方ない。

 

なんの話だっけ?

ウリハムシ対策したいけど、アスターに寒冷紗かけるのはめんどうだっていう話か。

めんどうなので、ラクで薬剤を使わない方法を探しました。

すると、どうやら「刻んだネギ」がいいらしいと。

ここ大事ですよ、「刻んだネギ」。

ご覧の通り、ハルハナはアスター葉ネギの脇に定植しました。

ところが残念なことに、ネギのすぐ脇でも、ウリハムシはむしゃむしゃと花びらを食べています。まだ白い1株だけのときはそれほどひどくはありませんでしたが、アスターも数あるとウリハムシを数引き寄せるようで、(リリパットはあっという間に枯れちゃったけど)3株咲き始めたら、ウリハムシが乱舞!(あ~、思い出したら悲しくなってきた。)

花びらが食べられて、無残な姿です。もういっそ、花びらが全部食べつくされて、黄色い部分が円形に残ってるのはきれいだと感じます。これはよくない、感覚が末期!


ウリハムシ対策にただのネギではなく、「刻んだネギ」は、新しい方法です。

 

うどんの薬味で葉ネギを使ったり、みそ汁に刻んで入れたりする葉ネギの食べなかった部分や食べたくない部分を刻んで、アスターとキキョウ(鉢植え)根元にぴゃぴゃっと置いてみました。

 

3時間後の結果を発表します!

キキョウは効果を感じました。たかっているウリハムシが、ほぼゼロ!

アスターは、たくさんのウリハムシが、もりもり花びらを食べていました。

 

ハルハナは考えました。草丈の違いかもな、と。

キキョウは土から葉のてっぺんまでが30cm程度ですが、アスターは60cmからあります。昨年も、アスターはまず花びらから食害に遭っていたので、刻みネギを配置するのは高いところがよさそう。支柱を打ち込んで、水切りネットに入れたネギをぶら下げるとか、今年だったら半円の支柱がちょうどあるので、それを利用するとか。そんなひと工夫が必要かもしれません。

次に刻みネギが出たときは、通気性の良い小袋に入れて、支柱にぶら下げてみます!