実生苗・美人鉢フェイジョアが落果したのは、10月19日と21日。まだかなまだかな~と巨大鉢フェイジョアを眺める日々。そしてついに、「その時」が、やってきた!
10月31日午後4時30分。
フェイジョアを観察しました。
巨大鉢フェイジョアは、全部で7つの果実がついています。
目線の高さに並ぶ4連のと、お腹の高さあたり右真ん中左にぽつぽつぽつ、で7つ。
それがこのときの見回りでは、3連になっていました。
1個落ちた!!
拾ってかいで計って撮影して、実食だあ!
かおり……しない。まったくしない。
4㎝、20g。
包丁でいつもの切り方をして、においをかぐ。しない……。
スプーンですくう。ぐいぐいぐりぐり、固いなぁ。
ぱくっ。すっぱ!
もう半分もすくってぱくっ! さっきよりは甘いけど……ちょっと待て、苦みがある。
と、いうわけで、実生苗その②巨大鉢フェイジョアは、追熟が必須であることが判明しました。
きょうだいである美人鉢フェイジョアと同じであることを期待していました。すなわち、落ちたら食べごろでおいしくて、一口食べたら幸せホルモンがどばどば出ることを。
全然違いましたよ……。
なるほど、「実生」とはこういうことが起こるのか。メンデル! ガチャ! 30年~40年前のフェイジョア評! ひとしきり心の中で大暴れしました。
美人鉢フェイジョア・初実食のときの感想は、コチラ↓↓↓です。
shokubutsu-nikki.hatenablog.com
落ちたてジェミニの野菜っぽさの方が、まだイケる。よっぽどいける。これに比べたら天国みたいなものでした。苦みって、なに???
採れたてジェミニの感想はこちらの記事の、下3分の1くらいのところにあります。
shokubutsu-nikki.hatenablog.com
最初にいただいたフェイジョアが好みだったのは、ものすごく幸運でした。
実生苗の初めての実が、その親とそっくりな味だったことも、ものすごく幸運なことでした。追熟しなくてもおいしいだなんて、とんでもない奇跡でした。
過去、ハルハナにそそのかされて落果すぐのフェイジョアを試食した皆様、ごめんなさい。落果直後にいいところを探そうとしても難しいフェイジョアが、ありました。ごめんなさい。
さあ、気を取り直して、おいしいフェイジョアを増やすにはどうしたらいいかを考えましょう!
地植えにするなら、美人鉢フェイジョア一択!
そして、初夏になったら、美人鉢フェイジョアの挿し木に挑戦したい!