花実みっけ

だいすきフェイジョア!

終わりを迎え

年の瀬も押し迫ったある日、ハルハナの環境は、まさかまさかの急展開を迎えました。

大わらわも終わり、ほっと一息です。

 

さて、残された大量の鉢植えと、イチゴ苗があります。

どうしましょう。

イチゴはハルハナが適当に面倒を……あのねえ、例年通りにやっててくれれば見られたんだけど、ちょ~~~~っとボケちゃってて変な風に植え付けられたので、頭が痛い問題なのよ! どーすんのよ! わたしが採るわけじゃないからいいか、と思って放っておいたけど、どーすんのよ! イチゴの果実自体はたくさんほしいからがんばるね!

 

残された壊れかけビニルハウスもあります。

どうしましょう。

そうとは知らずに過ごした最期の日にハルハナが勝手に扉を作り直したので、お葬式の準備をしていた期間に、予定では「これ、どうやって取り付けたらいいの?」と教えてもらうつもりでした。でも、できなくなってしまいました。どうしましょう? まじで。

昨年約束した通り、ハルハナのユリの鉢をビニルハウスに入れているので、ハルハナが自分でどうにかする必要があります。どうしましょう?

 

残された農薬もあります。

どうしましょう?

 

残された肥料やからっぽの鉢、資材などは、ありがたく使わせていただきます。

 

「残されたほにゃらら」が、これからたくさん出てくることでしょう。

 

これからが大変です。

 

お見送りは「ありがとう」の気持ちで悔いなくできましたが、このあと、「どーーすんのよ、どーーーーしたらいいのよ!」と、去りし人への小言が出てくることでしょう。

 

そんなわけで、今後、このブログに「小人さんB」は登場しません。

出てきたときは、ハルハナの記憶の中の「小人さんB」です。

小人さん」などと表現していますが、知識も知恵も豊富で、決して「小人さん」ではなかったのでした。

 

それにしてもほんと、ビニルハウス……困ったなァ。ハルハナはビニルハウスの修理のお手伝いをしたことこそありましたが、微力も微力で、方法など知らぬも同然なのです。たすけてインターネット!

 

 

小人さんBは年が年でしたので、朝起きてこなくて様子を見に行ったら冷たくなってたですとか、どこぞですっころんで寝たきりになっちゃうとか、餅が好きでしたので餅を喉に詰まらせちゃってとか、そういうことは想定していました。でも、そうじゃなくて、30分前まで動いてわたしと会話していたのが、次に見に行ったら動かなくなってた……というのは想定外でした。動転する間もありませんでした。あの日あの瞬間、ハルハナは妙に冷静でした。振り返って、小人さんBが最後におしゃべりしたのはハルハナか。ハルハナだな。うーん……小言を言わなくてよかった。「ハルハナは小言ばっかり!」って言われてましたからね。ハルハナの記憶の最後の小人さんBは笑顔なので、きっと小人さんBの見たハルハナも笑顔だったはずです。視力の良しあしは知らん。

ご近所の方々が焼香に来てくださって、「おととい見たよ」とか「こないだしゃべったばかりなのに」とか話してお帰りになりました。みんなびっくりの急な最期でした。

多少の手助けと見守りはしていましたが、お手本のピンピンコロリでした。健康寿命がまさに寿命でした。

 

繰り返しますが、今後、小人さんBは登場しません。

小人さんBとハルハナの会話を楽しみにしていた方、ありがとうございました。

 

12月16日付でアップした菊のおひたしの記事について、ハルハナは心底、「食べててよかった」と思ったことを付け加えておきます。さらについでに、書いててよかったとも思いました。

shokubutsu-nikki.hatenablog.com