はじめて果樹の剪定したわーと思っていましたが、フェイジョアも果樹でした。
この冬、ハルハナは、キウイフルーツと桃の木の剪定をしました。
キウイフルーツの枝は切ったことがあります。キウイフルーツの枝が、ハルハナの大事でかわいいフェイジョアに絡みつこうと狙っていたので、2022年の春~夏にかけて、バッチンバッチン切っていました。それ以前も、通りの邪魔になる枝を、時期構わず切っていたりもしました。
桃の木も切ったことがあります。花が咲いたら仏壇にあげたり、お墓参りに持って行ったり、ハルハナの目を刺しそうな枝を切ったり。
ですが、今回からは、まじめに剪定です。
小人さんAが「売り場がわからない」という下らない理由でハルハナを引っ張って本屋に行って買った雑誌「趣味の園芸」を参考に、キウイフルーツを1月中に選定しました。
キウイフルーツ編(1月中旬)
覚えたことが3つ。
- 真上に勢いよく伸びる枝は切る。(徒長枝)
- 伸び方がそっくりな隣接した枝は、1本残して切る。
- 枝が同士がこすれてるのはどちらかを切る。
徒長枝は、まっすぐ天に向かって勢いよくのびる枝のことだそうです。フェイジョアに襲い掛かろうとはしないけど、どうにも見た目(姿)が良くないと思って切ってたアレが、徒長枝。
栄養をみんな持ってっちゃって、徒長枝より先に延びている枝の花付き実付きが悪くなるようです。
なるほど、昨秋、金色のキウイがいっぱい取れたのは、フェイジョアに襲い掛かる枝が金色キウイで、襲い掛かる枝のついでに目についた美しくない徒長枝はバッチンバッチン切ってたけど、フェイジョアから比較的遠いところにある緑色キウイの枝は、ハルハナに邪魔者扱いされなかったためほぼすべての枝が生かされ、結果として、結果しなかった、と。
剥くキウイ剥くキウイ、金色だったのは、2022年が初めてのことでした。2023年の1月に、キウイの枝を全体的に整理したので、今年は剥いたら緑色のキウイも出てくるはず。
この秋、緑色のキウイが出てきたら、剪定の勉強をして、がんばって切った甲斐があったというもので。
ハルハナは金色キウイが好きです。
よくわからない、と思ったことが1つ。
- 先端の方の扱い(花が咲くとか実が生るとかいう注意点が覚えきれない)
葉っぱとかフシとか数えて先端から3つとかなんとかなら切っても大丈夫とかなんとかいうけど、ほんとかねっていうか数え方合ってんのかなかなとか、収穫ゼロより見苦しい姿のほうがマシなんじゃないかとか、いろいろ考えちゃって、先端の剪定は、間引き剪定やら、枯れ枝落としやら、重なってる枝を切るとか……より、よっぽど勇気がいって、難しいことですね。
桃編(2月中旬)
桃は大問題でした!
2022年、桃は1つも果実をつけず、っていうか花だって咲いたっけ? 咲いてはいたはずだけど、桃の果実は雨にやられるとかそういうレベルじゃなくて、食べられるかもという期待さえ抱かせなかったほどに、結実しなかったのです。
とりあえず、枯れ枝を全部落とすことに決めました。間引きとか切り戻しとか考えるのはその後だ!
そう思って、さわって「生きてなさそう」と思った部分を8割方切りました。
生きてる枝はちょっと冷たくて、濡れています。触り続けていると体が冷えちゃうのが生きている枝。枯れている枝は、スカスカふわふわしてて、体温が移るけど、奪われているとは感じません。そんな判断基準です。あとは、先をたどってみて、花芽がついてるか否かです。触ってスカスカっぽくて、花芽もなければ、切る。
Yの字の上部一本、まるまる落としたといっていいでしょう。これ以上はもしかしたらまずいんじゃね?と感じて、ストップしました。
Yの字の分岐付近から、若い枝が何本か出ていたので、将来的にはそちらを主力にして、来年は、隣の敷地に飛び出そうなほうも思い切ってバッサリしちゃいたいです。
さて、整理がせいぜいで剪定にはたどり着かなかった桃ですが、どうやら下向きに伸びている枝は切るようです。
なるほど、ハルハナの頭をなでる枝とか、ハルハナの目を刺そうとする枝とか、歩きながらよそ見してるハルハナをびっくりさせる枝とか、みんな切っちゃっていいわけだ!
はじめての剪定でしたが、思いきりがよくできたのは、キウイフルーツがあるという親戚が、「伸びすぎちゃって邪魔で、変な時期にがっつり切ったんだけど、強いのね~」と、しゃべっていたことがあったからです。このときのハルハナは、ふーん、と思っただけでしたが、「ああいってたんだから大丈夫でしょうきっと」と、思いきれました。
なにせ、ちゃんと休眠期に切るんですし、多少勉強しましたし、ド素人でも大丈夫でしょう!
さて、それから梅の枝も切りたいです。これは次の冬まで持ち越します。もう花が咲いているので、気持ちの面で「バッサリ」に抵抗があります。
見る目はできたようで、見上げながら、「あれは徒長枝」「あそこは重なってる」「あれは伸び方が似てるから1本でいい」と思うようになりました。