花実みっけ

だいすきフェイジョア!

目に見える日光の力!

ハルハナはただいま、ヒペリカムのさし芽に挑戦中です。

ヒペリカムの実をかわいいなあと感じまして、ほしくなりました。鉢植えを買うつもりでいたのですが、年明けから

ヒペリカム!」

「あっ、あれだよヒペリカム!」(ホムセンの切り花売り場脇のエスカレーター搭乗中。帰りにその切り花売り場に行って、「これがヒペリカム」と認識させ、値段もチェックした)

ヒペリカムの鉢植えっていくらくらいするのかな?」(同ホムセンの洗剤売り場)

ヒペリカムの花はあそこにある黄色い花の咲く木のに似たのが咲くんだって」(居間)

ヒペリカムの実がいいんだよね」

ヒペリカムの鉢っていつ売ってるのかな?」(ショッピングモール)

「ここの花屋にはヒペリカムないねえ」

とうるさかったらしくて、仏壇の花を買うときに、ヒペリカムが入っているのを選ぶ運びになりました。書き出してみてわかりましたが、年始から言い始めて1月30日に音を上げさせたのも納得のうるささですね。

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ヒペリカム

調べたところによると、ヒペリカムは、花こそ1週間程度の楽しみだそうですが、赤い実は2か月も楽しめるそうです。実に惚れたわたしには、うれしい情報です。

 

1月30日にヒペリカムが入っている花束を購入、ヒペリカムの実の部分は花瓶に生けて、茎は切って2時間水揚げして、赤玉土を入れた鉢2つに、それぞれ2本ずつさし芽しました。

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ヒペリカムさし芽

さし芽の適温が20度前後だそうで、真冬にやることではありません。そこで、湯たんぽと発泡スチロール容器と新聞紙とブックスタンドを駆使して、簡易温室を作りました。この温室の問題は、温度が10度~40度と一定しないことと、日光がほぼ入らないことです。40度はいたいけなヒペリカムにとって絶対に過酷なので、箱のふたを開けておくのですが、そのズレから入る分くらいしか、ヒペリカムが光を浴びません。根っこが出るまで1か月くらいはかかるらしいので、日光については、「まあいっかあ、3月くらいに考えよう!」と思っていたのですが、脇から新しい葉が出てきたのがありまして、さし芽から2週間経たないうちに、環境の見直しを迫られることになりました。

まずは、新芽のこの色をご覧ください。

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20220211朝

このままだと、やたらと大きな葉になるか徒長するかです。元気な株になってほしいので、徒長は困ります。

そこで取り出しますは、プチプチ! プチプチは半透明で、空気の層があるのがすばらしいですね。発泡スチロール容器の蓋には日中ヒマを出し、プチプチに「君、今日からフタね」と、新しい仕事を振りました。そして、雪が降りやんで晴れた日中、窓からの明かりがふんだんに入る屋内の場所に箱を置き、日光浴をさせました。その結果がこちらです。

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20220211夜

黄緑色です!

真っ白だった葉が、黄緑色になりました!

並べると、こう。

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太陽光と電気の明かりの違いはありますが、間違いなく、色が付きましたよ。たった1日でこうも変わるとは思っていませんでした。

すごいな日光、すごいな植物!

この真新しい葉っぱにはぜひともがんばっていただいて、しっかりと根を張ってもらいたいです。それにしても白いのも黄緑色のもおいしそうな色ですね。じゅるり。

 

根が出てるか確かめたいよ、持ちあげたいよ~~~~~!

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発泡スチロール容器の温室の設計その他については、またいずれ。

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赤い実だけではなくて、白っぽいのとかピンクなのもあるんですって。うーん、それもいいなあ……。