フェイジョア・ジェミニは、わたしの所有だとは思っていません。ですので、これまではジェミニ単体で触れるつもりはありませんでした。
しかし今回はこのジェミニに、これまでわたしが目にしたことのない異変が起きたので、記すことにしました。
2022年2月9日~10日にかけて、雪が降りました。「ちょっと積もったけどすぐ解けた」量です。とはいえ、さすがにぐちゃぐちゃの地面を歩く気はしないので、家の中でおとなしく過ごします。
11日。ぐちゃぐちゃは相変わらずですが、畑や庭を歩きました。そのとき、フェイジョア・ジェミニの足元に、9日に比べて葉がたくさん落ちているのを発見しました。(なお、フェイジョアの置き場所的に、ジェミニが一番初めに目に入ります。あとの2鉢はその日の気分次第で順番が変わります。逆順で歩くときは、ジェミニが最後です)
白い寒冷紗は、フェイジョア・ジェミニのそばに植えてある、ラナンキュラスのためのものです。その寒冷紗に、葉がこんなにいっぱい落ちています。そして上を見ると、
フェイジョアの枝の先っぽのほうの葉が、なくなっていることが分かります。こういう落葉の仕方は初めて見ました。
これまでわたしが嘆いてきた落葉は、根本に近いほうから先端に向かって順々に落ちていくというものでした。主にユリの鉢の始末をした結果、このタイプの落葉は、コガネムシの幼虫が地中で根を食べてしまうからであるようだと発見をしました。
しかし、先端から傷んでいくのは初めてです。雪の重みにやられたのかもしれません。他のフェイジョアを見てみましょう。
まずは、巨大鉢フェイジョアです。これは今年も幹に近いほうから落葉中ですが、ジェミニと同じ傾向の落葉は確認できませんでした。
すっかすかはすっかすかですね。脇芽という枝が欲しい。
次は、2021年に1粒のフェイジョアを実らせた鉢です。
たくさんの葉がついています。異変なし。
つまり、フェイジョア・ジェミニの落葉は、雪のせいではありません。
鉢植えと地植えの違いで思い浮かぶのは、水やりの有無です。鉢植えは、土の様子をみて、ときおり水やりをしていましたが、ジェミニに意図的に水やりしたことはありません。近くの球根エリアには水やりをしていたので、多少は影響を受けているかもしれませんが、雨が降らなかった日数をそのまま「カラッカラ」で過ごしていました。
急にあらわれた豊富な水にびっくりして、葉が落ちちゃったのかなあ……? 空っぽのグラスに差したストローでを一生懸命吸っていたところ、不意にピッチャーいっぱいの水が注がれちゃって、だけど吸う力は変えられず、むせちゃったよ、みたいなイメージをしています。
真相はわかりません。