小人さんAが、「種まきしたいから残しておけ」と言ったらしい、いただきもののハボタンさん。待てど暮らせど種を取る様子もないので、7月30日、ついに引っこ抜きました。残しておいたところで、どうせやらないと思ってたよ。でも、「種を取るくらいならやってもいいかな」と思いましたので、さやから種を抜き、メモ用紙が材料の手づくり封筒にパラパラと入れました。
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ハボタンは冬の植物です。ハルハナは冬の植物を育てたことがありません。春に咲く花の種まきはおおよそ9月以降に蒔くけど、冬の植物って? と興味本位で検索しました。すると、種苗メーカーのサカタさんとタキイさんがそろって、7月~8月に種まきですとおっしゃるじゃありませんか! つまり、今!
というわけで、封筒は作って30分でゴミ箱行きになりました。ハルハナ、あれもこれも取っておく趣味はありません。でもね、タキイ種苗さんからいただいた球根セットのネットは取っておけばよかったって思った。掘り上げるつもりがなかったから捨てたんだけどね。こういうこともないではないけど、別にあのネットじゃなくてもいいのでね。(うちは三角コーナーをシンクに置かないので、出番がない水切りネットを引っ張り出して解決済み。)
これがハボタンの種です。
小さい石ころみたいでした。あんまりいい例えではないけれど、校庭で転んでひざについた小石のサイズです。
さやにいっぱい鈴なりに入ってるのかと思えば、乾燥しすぎですでに落ちたのかもともと受粉した割合が少ないのか、1さやに1~2粒入ってればラッキー、という具合でした。
この種を、種まき用土に蒔きました。穴を埋め戻すのは下手なので筋蒔きにして、上から土をパラパラと載せました。3mmくらい被せていいらしいです。いつもより多めに被せたので、そのくらいいってるかもしれません。
いつも思うんですが、地面に対して垂直方向でのミリメートル判定が難しいです。目に何ミリ近づいたかなんて、わかんないよ!
この写真の段階では水受け皿がありませんが、見受け皿に水を張り、鉢を載せました。乾燥予防には「下から給水方式」が便利です。ただ、今は時期が時期なので、蚊の発生と水の腐敗には注意。
数日で発芽するらしいので、楽しみに待つとしましょう。