植物の悩みの種といえば、病気と害虫(アブラムシ)です。
「あーあ」で諦めて済ませることも多いですが、切り花として仏壇やお墓に飾るときには「あーあ」では済みません。お墓に持っていくときは、「どうせ外だしまあいいや」とも思えますが、それでも極力、虫を払います。これがけっこう大変。家の中にある仏壇に飾るときに虫がいると、見栄えがイマイチになったり、花瓶周りのつぶつぶを拾う作業が発生したりして、ストレスが多いです。
そこに現れた、心強い味方、それが、
ハイポネックス原液殺虫剤入り!
今回はその使用報告です。
使い方
ハイポネックス原液殺虫剤入りは、250倍に薄めて、普通の水やりと同じように使います。
同一植物に与えられる回数は5回までです。それ以上はダメなんですって。また、ミツバチを飼っている方はミツバチの巣などにかからないようにしてください。
ボトルに注意事項が書いてあるので、よく読みましょう。
下のリンクは関連記事。
shokubutsu-nikki.hatenablog.com
ちなみに、予防に効果はないそうです。アブラムシが発生してから使いましょう。
カサブランカ
カサブランカに発生したアブラムシです。
2鉢です。
1枚目の写真に写っている細長い葉は、ニラです。ニラにはアブラムシ除けの効果があります。ありますが、一度ついてしまったアブラムシをどこかに移動させる力はないようです。
施肥したのが、5月23日です。鉢底から水が染み出すくらいやりました。
その4日後、5月27日にはほとんどのアブラムシがいなくなりました。一週間も経つとすっかり姿が見えなくなり、ハイポネックス原液殺虫剤入りの使用はこの一度で済みました。
ほんとにキレイになりました。一度の施肥でここまでの効果があるとは思ってなくて、かなりうれしかったです。
雑感
ハイポネックス原液殺虫剤入りの内容量は450mlです。家庭園芸レベルでは、1本で何年もつんだろう? というほどの量が入っています。なにせよく効いたので、1種あたり1回しか施肥していません。カサブランカ以外にも、百日草(ジニア)とキンセンカに使用しましたが、ほとんど減っていないといっていいです。10ml使ったかどうか。これを書いている7月下旬の時点で、今年春蒔きしたキンセンカにアブラムシが付いたので、雨が落ち着き次第施肥しなくちゃなと思っていますが、それで4回目の使用となります。思っていた以上に出番が少ないです。
殺虫剤が入っていないものと併用しないと、花付きなどへの効果は実感できない気がします。わたしはもともとがズボラなので、昨年までも肥料を頻繁には与えてきませんでしたが、今年はハイポネックス原液殺虫剤入りがあるので、少し? かなり? 期待していました。でも、これを一回与えただけで目に見えるほどの効果はありません。単体での使用を考えているんでしたら、「花付き含めてるんなら期待外れに終わると思うよ」と言っておきます。
まとめ
毎年毎年アブラムシに泣いているんでしたら、ハイポネックス原液殺虫剤入りはかなり効果があります。
モニターに選ばれて、こんないい製品を試せて、僥倖でした。
そこの小人さんA! 「当たったっていうハイポネックスのはどこやった?」じゃない! ハイポネックス原液殺虫剤入りはわたしのなんだからな! 狙うな! 使いたいなら、ちゃんとお願いしなさい!(あまりに使用頻度が低いので、自室に引き上げてボトルの劣化を防いでいます。)