立春を迎えましたが、寒さは相変わらずです。立春前はストーブなしでも過ごせる夜がありましたが、この土日はとくに寒く、今週後半には雪マークがついている日があったりなんかして、春はまだ遠いようです。
一つだけ堀り上げそこねていたラナンキュラスの球根がありました。
芽が出てその事実に気づいたものの、植え替える場所もなく、小人さんAにせっつかれることもなく、今もそこにあります。
せっかくなので、寒さ対策あり・なしのラナンキュラスを比べることにしました。
1枚目:寒冷紗の下のラナンキュラス / 2枚目:寒さ対策なしのラナンキュラス です。
葉の色つやが、まったく違います。
寒冷紗の下の球根には、数日に一度水やりをしています。あまりにも雨が降らないので、多少なりとも地面をぬらさないと、住んでいる人間にもつらい環境です。砂ぼこり! 今年の冬は、雨が降らないという意味で、冬らしい冬ですが、昨年までの、1週間のうち1日2日は雨が降る、冬らしくない冬のほうが……いやでもあれはあれで洗濯がつらすぎるから考えものか…………(終わらないから終わり)
2枚目もまだたぶん大丈夫なところでしょうが、冒頭でふれたとおり、雪マークがついている日があるのと、ハルハナが住んでいる地域ではあまり見ない予想最低気温が出ているので、何か掛けましょう。
毎年毎年、寒さで鉢を割っていたハルハナですが、今年もちょこっと割りました。
「ハウス用のビニルをふわっとかけておいたから大丈夫!」
と思っていましたが、残念ながら、パリッ・パキンとヒビが入り、かけらが地面に落ちています。ハウス用ビニルをただふわっとかけたからって、鉢割れからは逃れられないようです。というわけで、こんな感じの鉢(次の写真)は、霜が降りる地域で軒下でも何でもないところに真冬に放っておくのは、これっぽっちも向きません。お値段の高い鉢を買うか、プラスチック鉢を買いましょう。(お値段の高い、茶色い鉢にサガギクを植えて、寒空の下にそのまんま置いていますが、ヒビ一つ入っていません。)
↑ ところで、昨冬にぴきっとやらかしたこちらの鉢は、鉢とビニルとの距離がある、手作り温室で無事に過ごしています。ですので、植物の冬越しで大事なポイントは、「ビニルと植物の距離」だと思います!
時刻は17時30分です。夕暮れ。寒い。
小さいビニルと、重石を2つ持って、ラナンキュラスを覆いました。上につらつらと書き連ねてきた分析が示す最善の方法を取るならば、「半円の支柱を2本立て、その上にビニルをかける」となります。しかし、寒い。顔が凍りそうな寒さなので、ビニルをふわっとかけて、重石を置いて、戻ってきました。
寒さ対策なしのラナンキュラスは、長いこと新しい水分を得ていないはずです。凍ろうにも凍るだけの水がないかもしれません。とはいえ、わかってて何もしないと後味が悪いので、やるだけのことはやりました。