2月になって、連日のように霜が降りています。霜柱をザクザクと踏みしめる快感を味わっております。そして事件が起きたのです。
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ことの発端
それは2月10日のことでした。
スカシユリの鉢が、割れている気がしました。しかしこの日のわたし、やる気なしの現実逃避モードでしたので、気のせい気のせいと流しました。だってパリーンと割れた欠片が鉢の周りに落ちてるなんてありえないよ、この鉢、ヒビのひとつも入ってなかったはずだもの。2枚も黒っぽい欠片があるわけがない。ヒビ入りのはココじゃなくて東側に置いてあるカサブランカさんのところのだもの、しかもあれだって1か所だったよなあ危ないの、そういうわけで、あれならともかく、これが割れてるわけがないじゃない、白昼夢白昼夢!
翌2月11日。
お寝坊してゴミ出ししはぐったショックでぼーっとしていましたが、元気を回復して動き始めた朝10時。いつもと同じくジョウロを持って植物の点検です。スカシユリの鉢の周りに落ちている欠片が増えています。昨日は2枚、今日は4枚……っていうかやっぱり割れてるのか……
だいぶやられています。これは持ち上げるときに注意をしないと、手を切るぞ……。
実はユリの鉢、背の低い梅の木の下に入れているので、少しは寒さ除けになっているのではないかと考えていました。ぜんぜんそんなことなかったのね……。
鉢が割れる原因
大きな黒い素焼きの鉢、なぜこのように割れたのでしょう?
それは霜柱のせいです!
土に含まれている水分が霜柱になって、鉢を内側から圧し、耐えきれなくなった鉢が割れてしまったのです。
すごいですねえ、水の力って。
対策は?
鉢が割れないようにするにはどうしたらいいんでしょう?
水をやらない? いやいや、そういうわけにはいきません。土が乾燥していたら水をやるのです。きれいなお花に咲いてもらわねば悲しいです。
とりあえず、地面に直置きしているのをやめて、土と鉢の間に板を一枚分かませました。これで冷気が伝わりにくくなるはずです。木は熱伝導率が低いからな……。
割れた欠片のその後
割れてしまった欠片は、庭の砂利部分に持って行って、かなづち振るって砕きました。
どうしても鋭利な部分があるので、タイヤが乗らない場所を選んでの、お手軽処分です。あとちょっとしたストレス発散にもなりました。素焼きの鉢は、最後まで役に立ちます。
この記事、続かせたくない。