2023年秋には、ニゲラの種を(たぶん)蒔きませんでしたが、3~4月にかけて、近所で見かけたニゲラが、やっぱりかわいいなあと思ったので、春蒔きしました。
種まきは、4月14日です。同じ日に、ジニアと千日紅も種まきしています。そもそも春蒔きであるこの2つは6月半ば以降、すでに開花しているので、ニゲラがもっとも時間がかかりました。
ニゲラは9月に秋蒔きしたことがあります。そのときの開花は5月中旬でした。8か月かかっています。(近所でニゲラを見かけたのが遅くても4月上旬なので、とりわけ遅い気もしますが、ご近所さんは購入苗かもしれないので、断言は避けます。)
今回は、4月14日種まき、7月8日開花。3か月弱。どうです、このスピード開花。
いいと思う!
しかも、5月以降、ハルハナは植物のお世話で忙しく、開花はまだかいつかと、ジリジリしません。「あっ、咲いてる!」状態です。いいと思う!
数は面倒みられないということで、自分の趣味の花は、なるべく2鉢にしぼっています。というのも、小人さんBの遺品のお花を全部捨てるのは忍びないので、数年計画で、厳選している最中だからです。小人さんBは株分け魔だったようで、まったく同じ花の鉢が多いのなんの。1鉢しかないのもありましたが、5鉢10鉢当たり前。数年にわたり花を見てない鉢も、当たり前。花が咲いてくれた鉢は「厳選」対象になりますが、咲かない鉢は「持ち越し」です。手間も肥料も必要で、ああ、大変。だから、自分の植物をちょっと自制中なのです。
その2鉢に、3株ずつ植えたのか、2株ずつなのかは覚えていませんが、八重咲きの白と、一重の青が開花しました。
ハルハナの憧れに「アスパラの森」があります。アスパラガスはおいしいですし、あの森は涼やかですし、目下、育ててみたい野菜リストの上位にいます。
その涼やかな様子に通ずるものが、実物のニゲラにも、あるんです。真夏は写真が難しい。
35度を超える日でも、ニゲラに水をやるときは、涼しげでいいわねえと、深呼吸ができます。ため息ともいう。
ニゲラのいいところは、種の有効期限を大幅に過ぎても、こうして花を咲かせてくれるところにもありますね。
2021年に購入した種には、ダリアとアスターもありますが、彼らはもう発芽してくれません。先日、ようやくふんぎりをつけて、種袋をゴミ袋に入れました。種まき培養土を使ってダメなら、もうダメでしょ。ニゲラも、さすがに発芽率の低下を感じましたが、2024年の春でも、十分に発芽するんです。お得!
アスターと違って虫の被害もないし、お手軽さも相当です。ニゲラは、コスパ最高!
この時期になると、「お花がない」とか、「あるけど飽きた」とか、ワガママになります。ニゲラが開花してくれたので、選択肢が増えました。
ニゲラを春蒔きした理由に、「ジニアの種を7月に蒔くと、秋まできれいな花を楽しめるらしい」と思いだしたからです。ジニアの種まき、しなくちゃね!