キンチョール
ハルハナは、「なぜこんなにスプレー缶が転がっているんだ?」と長年思っていました。ときどき使わせてもらっていたので、スプレー缶のありがたみは理解しつつも、数の多さというか、置いてある場所の豊富さに辟易していました。
あっちにも、こっちにも、そっちにも!
入っているのか、いないのか!
効き目はいったい何なのか!
ちなみに、わたしが使うのは主にアリでした。アリ以外だと、シンクイムシにかけてみれば効果あるかな? アブラムシは? という具合に、実験的なもので、効果を実感するほどではありませんでした。
先日、ハウス内に小さい蜘蛛が大発生していました。うげ。春ですねえ。
2022年まででしたら、
「ねー、あれヤなんだけどーーーーー」
とぶーたれて見せて去れば、小人さんBが、いつの間にか、何らかの方法で、きれいにしてくれていました。でも、今年からは自分でどうにかしなければ。
ゴキジェット系を家の中に取りに行かないとと、出入り口に向かったところ、出入り口手前で、蜘蛛の影が描かれている黄色いスプレー缶を発見しました。
ふむ、なるほど。
小人さんBは、必要な場所に必要なアイテムを置いていたことがわかりました。
蜘蛛の群れにむかってスプレーしたところ、劇的な効果あり!
スプレーを元の位置に戻して、ハウスを出ました。
30分後に戻ると、蜘蛛の群れはほとんど動いていませんでした。蜘蛛の糸がだいぶ張っていたので、支柱に絡めて、始末しました。
そんなわけで、黄色いキンチョール缶の置き場所は「適材適所」であったことがわかりました。きっと、夏場のラン置き場周辺にある年季の入っているスプレー缶は、対アリ用でしょう。物置のスプレーは、十中八九、買い置きでしょう。
じゃあ、工具置き場のスプレーは、いったい、対なに?
選球根眼
shokubutsu-nikki.hatenablog.com
上のリンクの記事内で、わたしはこう書いていました。
球根植え付け途中、心が折れかけて、球根をABCと分類し、Aのみ植え付けることにしました。Cは捨てました。Bは、余力があったら植え付けようと思っていましたが、小人さんAがやってきて「余ってるならほしい」というので、(チューリップとダッチアイリスの)2種類をプレゼントしました。ダッチアイリスはともかく、チューリップの「B」は本当に「B」だと思うので、ちょっと心配です。
この、プレゼントしたチューリップ球根、明確に結果が出たので、メモします。
いったい何球あったのかわかりませんが(数えろよ!)、3月19日現在、花芽が上がっているものが、トータルで10球程度しかありませでした。ほぼ、1枚の葉のみ。
← イメージ。実は分類「A」でした。
植え付け時点のわたしは3種類に分類していましたが、Bも、8割方、花を見せてくれるほどの球根力はなかったようです。
正直、分類「B」は、半分くらい花が出るんじゃないかなと思っていたので、この結果は驚きでした。
この経験から、縮小を考えている今年は、大きな球根Aだけを植え付けようと決めました。小人さんAは、もう球根はいらないでしょうしね。
ちなみに、「A」に分類してても、実は皮の内側で分球している、見かけは大きな球根も存在するので、わたしが植え付けた球根全てが花をつけるわけではありません。
↑ 順調な分類「A」の3月19日の様子。
以下、4月22日追記。
ダッチアイリスの開花が始まったので、小人さんA管理下のダッチアイリスを見に行きました。
開花は白いのが1輪、花芽が上がっているのが3本でした。
一目見てのわたしの感想は、「そんなはずは……」。
わたしが植え付けた球根よりは小ぶりなものでしたが、2019年12月にタキイ種苗さんからいただいた球根の大きさと比べたら、遜色ないはずだったんです。記憶頼みなので、確かではありませんが、数十球を植え付けて、成果があるのが4球なんてことはないはずだったんです。
考えられる理由としては、
- 土壌のPHが不向きだった
- 水やり頻度の違い
の2点があります。
小人さんAがどういうふうにしていたのか知る由はありませんが、ハルハナは、石灰を混ぜ込んで植え付けますし(小人さんAは、ほうれん草の種を蒔くのでさえ石灰を混ぜ込まない人です)、このところ雨が降らないなと思えば、地植えでも水やりをしています(小人さんAが球根を植え付けた場所は、水の入手が結構面倒くさいです)。草取りは小人さんAのほうがマメにしているようですので、土壌の栄養分が雑草にとられちゃったということは考えにくいです。
植物の生育の「検証」は、個人では到底できるものではありません。が、ダッチアイリスについては、予想とあまりにも違う結果が出たので、びっくりしました。わたしが育ててれば花が咲いたんじゃないかな、きっと咲いたと思っています。ええ、思っていますとも! 捨てるよりかわいそうな結果になったと感じました。