花実みっけ

だいすきフェイジョア!

寒冷紗を外したら

3月上旬、お花畑の寒冷紗を外しました。

予想最低気温が3度以下ですと、降霜の可能性があります。ラナンキュラスは寒さに弱いので、ラナンキュラスのために、アネモネ、ダッチアイリスなどの球根植物にも、寒冷紗をかけていました。

3月9日、寒冷紗を外したお花畑

チューリップとダッチアイリスは、2月中に、すでにある程度の高さが出てきていました。寒冷紗が傷むのも、植物が押しつぶされているのも心が痛むので、半円支柱を用いて、双方に優しい仕様にしていました。おかげで、とくにダッチアイリスの葉が、まっすぐ伸びています。寒冷紗に穴が開くこともありませんでした。

良かった良かったと思いながら眺めていたら、おもしろいのと困ったのを発見。

まず、おもしろいのです。

ベレー帽をかぶったチューリップです。

風も吹かず、寒冷紗があるため、横に落ちたりもせず、この状態が維持されたようです。かわいいからこのままにしておこう! と思っていましたが、3日後には、帽子はどこかに飛ばされてしまいました。

 

困ったのはこちら。

球根、露出してるぅ!

球根が「少し見えてる」を通り越して、根っこまで見えています。

チューリップは水耕栽培が行われているそうだし、このままでも大丈夫な気がする、と放っておいています。花畑の外から土を持ってきて、手を伸ばして埋めればいいとは思うんですけどね……。「普段は見えない、球根の様子が見える」という誘惑が強くて、埋めるのをもったいないと感じています。

次のシーズンには、チューリップの水耕栽培を試みるのも、いいかもしれないですね。

 

おもしろ番外編

チューリップが水苔を持ち上げている図

植えっぱなしのチューリップが、水苔を押し上げて生えてきました。

コケの噴水、緑の滝、後ろ髪のあるチューリップ。

「コケの噴水」は願望です。

このころのわたしは、ランのための水苔がほしくて、「小人さんBが(購入品の水苔を)持ってる気がする」「だけど、増やすとも言ってた」と、記憶をたどりつつ、小人さんBの園芸荷物置き場をがさごそと探っていました。そのため、コケがたくさん湧き出てきたらうれしいなと思いました。

「緑の滝」は、見たままです。

チューリップの葉の質感はけっこうしっかりありますので、岩のように見えましたし、雨が降らない日々なので、「雨、降れ!」の念が見せた景色かもしれません。

「後ろ髪のあるチューリップ」は、「幸運の女神に後ろ髪はない」からの連想です。

わたしが通りすがりに見る角度ですと、コケのあるほうは「後ろ」になります。だから、後ろ髪のある女神。でも、太陽のあるほうはコケ側なので、実は「幸運の女神には前髪しかない」かもしれません。

なにはともあれ、おもしろいの見つけた!と心が弾む、ハッピーな発見でした。