キンギョソウに異変が起きました。ずーん(テンションの下がった音)。
異変
ピントが合っていませんが、様子はじゅうぶんにわかります。
茶色いツブツブが葉の裏面についています。このツブツブ、実物は粉みたいです。触ると粒子の細かいのがわかりました。キンセンカのうどんこ病の茶色版だと感じましたので、これもカビなのでしょうか? とりあえず26、27日両日の好天を生かして(?)、27日の水やりを見送りました。
経過
発生ごく初期に、「ハモグリバエが潜り込んだ?」と思うくらいのサイズの変色がありました。ハモグリバエかも、と思い、爪でぎゅむっとして済ませました。残念、ハモグリバエではなかったよ! もし「ハモグリバエ?」と思うような小さなシミみたいなものがあったら、その葉は思い切ってむしっちゃっていいかもしれません。このときにむしれば、数枚で済みます。
初めて見る症状なので、グーグルで検索しました。
「キンギョソウ 茶色 粉」
どうやら「さび病」という名前のようです。再検索。
さび病の原因は、
- 多湿
- 肥料が少ない/多い
だそうです。6月の天気と水やりを振り返るに、「ジョウロを持って水やりした最後の日はいつだったかな?」状態なので、降雨による多湿の可能性はあります。肥料の多少については、この「さび病」が発生した鉢が、4鉢中1つだけですので、おそらく外して考えていいでしょう。
ん? こんなにひどいのに発生が1鉢? それはどんな鉢?
平鉢です。病気が発生していないのは深鉢。東から、「スカシユリ・スカシユリ・キンセンカ(脚がついててオシャレな背の高い鉢。うどんこ病&シンクイムシ持ち。つまり末期!)・さび病発生のキンギョソウ・深鉢のキンギョソウ・深鉢のキンギョソウ」となっています。混んでますね。さらに、キンギョソウ3鉢の南にはなんかの低い地植え植物(名前を知らない)、北には百日草(ジニア)が3鉢並んでいます。ジニアの丈は30~50cmです。したがって、浅い鉢のキンギョソウは、特に通気性が悪そうです。
病気が発生していないキンギョソウにうつるんじゃないかないかと思いながらも、様子見で数日そのまま並べていました(自分で確かめないと気が済まない性質)。キンセンカのうどんこ病は、隣あったに鉢ソッコーうつる印象がありますが、キンギョソウのさび病は2~3日経ってもうつったようすがありませんでした。
回想
キンセンカのうどんこ病は、病気にかかっても案外生長します。生長が露骨に止まることはありません。ですが、さび病は生育を阻害するようです。
キンギョソウの最初の花が咲いたあと、切り戻しをしました。その後の生長に差が出ています。同じ日に撮った、深鉢のキンギョソウです。
この鉢はこの鉢で、やたら生育がいいのですが、このように2番目~の花が咲いています。「広がりすぎだ!」と麻ひもでくくられちゃうくらいに咲いています。しかし、病気になった鉢のキンギョソウは、切り戻したあと、茎が太くなったりつぼみがふくらんだりといった様子が見られませんでした。肥料が足りないのかな? 根っこが回り切っちゃったのかな? と考えましたが、肥料は同じように与えていますし、根詰まりの症状である、土の乾きと鉢底からあっという間に流れる水は確認できませんでしたので、謎のままでした。
病気だったんですね……ううう。
元気いっぱいだったころのキンギョソウです。赤紫色でした。
今後のこと
おそらく今さらどうしようもないほど病気が広範囲に広がっているので、たぶんダメになってしまうでしょう。なんとなく葉っぱがくるりとして巻いていますし、27日夕方の時点で水分が目に見えて抜けてきています。
ユリかわいさにキンギョソウをおろそかにしてしまって、ごめんなさい。
ちなみにグーグル先生がおっしゃるには、0.1%の重曹水を作って葉裏にスプレーすると効果があるらしいです(水1リットルに対し重曹1g)。あとは専用の消毒液。散布に際し完全防備するやつ。……この暑いのに?
重曹水か。先々週あたり、壊れたボトルが捨てられてたなあ……。でも、粉はあるし、スプレーボトルも空きがあるし、悪あがきしてみます。がんばれ、キンギョソウ!
7月2日 追記
このキンギョソウ、シンクイムシにも食われていました。一部、不自然に葉の元気がないなと思っていたところ、シンクイムシの粉(フン)と、大きな穴がありました。踏んだり蹴ったりだ!!
7月13日 追記
葉っぱがしんなりして垂れ下がったまま戻らないので、処分。