今月に入ってから、わりとマメに草取りをしています。鉢の中はそこそこキレイなのでいいのですが、地べたは、まあひどい! あっちもボーボー、こっちもボーボーです。
百日草をたくさん並べている階段の周りがだいぶ緑に覆われていたので、1時間かけてきれいにしました。カゴが1回だけ満杯になりました。やったぞ感があるのがうれしいですね。
ちなみにハルハナの草取りはこのツイートにあらわれています。
わたしの草取りは、長いのは徹底的に抜くけど、低いのは放っておくタイプ。ずいぶん前にどなたかのブログで読んだ。手入れしてない庭には見えなくなるし、負担が軽くなるって。たしかに、ラクになった。
— ハルハナ (@haru_e_hana) September 1, 2019
それから、トゲトゲ悪魔のかんきつ類の木がそこいらじゅうから発芽するので、それを地中でチョキチョキしつつ、「この切り口に塩のペーストを塗りこんでラップとかアルミホイルで覆っておいたら枯れたりしてくれるんだろうか」とかいう悪魔的なことを、トゲに指を刺されながら考えました。実際、かなりの厄介物です。ついでに別の場所にあるトゲトゲかんきつ類第2号も頭上でジャマをしてくれるので、こっちも根こそぎ切っちゃいたいなあ手入れしにくいもんなあと思っています。本人には言えないからここで言う。
さて。草取りでは名を知らぬいろいろな草を抜きます。ドクダミとか。ドクダミ……ドクダミとねえ、……ねこじゃらしとねえ、……………………まあそういうわけ。でも、こういうのは抜くに抜けません。
朝顔。きれいに咲いています。しかし他の映り込んでいるあれやらこれやらに絡まりまくっていて、本音としては全部きれいにすっきり引っこ抜きたい。でももったいない。結局、手前だけきれいにして終わりにした翌日に見たら、きれいに刈られていました。
千日紅に絡まる赤い花。ちょいちょい見て外してたんですが、不完全でした。あれもこれも繁茂している中から何かを見つけ出して価値を確認する作業を、脳が放棄したがっているのがわかるので、ほんとうなら除去一択ですが、この可憐な赤い花が絡まっている様子は、それ単独で見たときに美しいのです。そのイメージがあるので、抜くに抜けずにいます。つまり、来年はどこか一ケ所をそういうふうに仕立てて、他は全部抜けるようにするのがいいんだな。
加えて、つる性の植物のやっかいなところは、引っこ抜いてももうひとつ作業をしないといけないところです。とくに、千日紅は丹精して育てたので、
えいやっ! ブチブチブチっ!
なんてした日には、自分の馬鹿さ加減に嫌気が差すのは目に見えています。ひとつひとつ外すのも手間だしなあ……。というわけで、やりません。
ハルハナは去年の百日草で懲りたのでしていませんが、家族が鉢を土の上に直置きしています。ドクダミが周りを囲んでいたので抜くべく、しゃがんだまま鉢をよけようとしたら、持ち上がりませんでした。寄せ植えでデカイ鉢だからなあ、と立ち上がって「ふんぬ!」と持ち上げたら、「ブチブチブチィッ」と悲鳴が聞こえました。あ~あ。鉢植えを土の上に直置きしちゃダメ! 草を抜いたあと、木の板を渡して、その上に置きなおしました。ところで、ドクダミは根っこから増えるのに、きれいなお花は根っこからは増えないのはもったいないことだと思います。もっとも、ドクダミみたいに増える植物が多くても困っちゃうけど。
それから、ピンクの丸っこい花が咲く「雑草」があるのですが、あれも抜くには惜しい気がしています。ただし、生えている場所が悪く、足を撫でてくれるので、しぱっと抜いています。邪魔にならないように「見せる場所」に移植して、愛でたいので、これも来年は考えたいですね。
モノと名前をくっつけるのが苦手なので、わたし用の植物図鑑でも作ろうかなあ。