目次
前置き
7月22日(金)夜。
ニナシモネさん(id:ninasimone)から、ブロガーバトンを受け取りました。
このブロガーバトンの趣旨は、
「今週のお題」は、はてなスタッフが出題するお題をネタに、みんなでブログを書いて、みんなで楽しもう! という企画です。毎週、新しいお題に更新しています。
と、いうことだそうです。どこでバトンが付いたのか、ハルハナにはたどれませんでした。
音楽のことや、果樹のことを書いてらっしゃるニナシモネさんのブログはこちらです。
目指せ! フェイジョア収穫3ケタ ええ、目標です。
ニナシモネさんは「フェイジョアを種から育てている忍耐強いお方」と書いてくださいましたが、実情はこうです。
「フェイジョアって品種によって味が違うんなら、自家受粉のこの果実の種から育てないと、おいしいと思っているフェイジョアは食べられないんじゃない?」
「ウン千円払って味のバクチするより、種からのほうが成功率高いんじゃない?」
そう、欲求に正直!(そしてハルハナの思惑とは無関係に購入されてきたジェミニの味が全然違うものだったので、バクチには勝ったのです!)
受け取ったときは「最近あった3つのいいこと」というお題だったのですが、いつの間にかお題が変わっていたので、変更後の方で書きますかね……。ニナシモネさんの記事にコメントをしたときは、3つのウンヌンも出ていたのですが、「うーんどーしよーかなー」と、いろんなブログを読んでいる間にお題が変わっていて、びっくりしたものです。
ウワサ(どこのだよ)によると、お題は金曜日に更新されるようです。
とはいえ、せっかくなので、「最近あった3つのいいこと」さらっと発表します。
以上です。
カサブランカはそのうち写真を載せます。
フェイジョアはこんな感じ。7月17日撮影。
3つ目のオカヒジキについて、少し話します。
オカヒジキは、山形県でよく食べられているという植物です。さしみのツマや、おひたし、みそ汁、炒め物にしていただきます。わたしのお気に入りは、辛子醤油和えです。
ある日あるとき、大量に収穫できたので、近所の方におすそ分けに行きました。そうしたらその家の方が、「スーパーで見たことはあるけど、買ったことはないの」とおっしゃいました。ハルハナにとっては、「なぬ!?」の証言です。関東地方のスーパーで売っている?!
それから、行く先々でオカヒジキを探す日々が始まりました。でも、なかなか見つけられません。産直コーナーでも、見つけられません(山形の名産品だしね!)。探し始めて1か月半、ついに! 滅多に行かないスーパーで、オカヒジキ1パック(大)が198円(税抜き)で売られているのを発見しました! 📯パンパカパーーーーーン!🎉
ほんとに売ってた! オカヒジキ!
オカヒジキに興味のあるみなさん、オカヒジキはレアアイテム(?)です。見つけたら、そのスーパーで購入しましょう! ハルハナのおすすめは、オカヒジキを茹でて辛子醤油和えです!
以上、「最近あった3つのいいこと」でした。
SFとなると、必然的に植物の出番はないも同然です。そういう方面で頭の中の引き出しを開けません。なので、ここから先は、植物の話題はありません!
ハルハナの過去の本棚に興味がある方は、どうぞお進みください。
ここ数年は、ほっとんど読んでないんですよ……。
SF…SF……SFかあ…………
ハルハナに影響を与えたSF作品は、平野啓一郎の『ドーン』です。
平野啓一郎の小説はここ数年、
『マチネの終わりに』
『空白を満たしなさい』
『ある男』
など、映像化されているようなので、名前を知っている方も多いことでしょう。
いい感じに力が抜けるし、想像力を掻き立てるタイトルですよね。『ドーン』。カタカナだと、効果音にしか思えません。何かがぶつかった音?何かってなに? 打ち上げ花火の音? 山盛りドーン!? どーんと構えてのドーン?
これだけでは、意味がわかりません。表紙には小さく「DAWN」と書かれていますが、当時ハルハナの語彙に「DAWN=夜明け」はありませんでした。意味が分かりませんでしたが、意味が分からなかったのと、カバーの青がきれいで、新刊ソフトカバーを「ジャケ買い」しました。文庫化したら表紙が変わるだろうと思ってましたけど、変わりませんでしたね。それほど他に代えがたいものだったのでしょう。
『ドーン』は、宇宙船、そして火星という密室の中で濃くならざるをえなかった人間関係の中で、命に係わる大事件が起きるSF小説です!
そういうことにしておきます。
わたしがこの本で作家を追いかけようと思ったのは、「分人主義」という考え方が出てきたからです。『ドーン』の前の作品、『決壊』にもその考え方は出てきましたが、「分人主義」という名前が記憶に残ったのが、この『ドーン』ででした。
デビュー作「月蝕」ほどとは申しませんが、読みやすくはありません。文庫で4冊もある長編小説『葬送』ほど長くはないので読みやすいかもしれません。『決壊』ほど残酷でもないので、きっと読みやすいでしょう。なんといっても最後に主役が、ちゃんと明確にはっきりと生きていて新しい一歩を踏み出すので、絶望的な気持ちにはならずに読み終えられます。「本当の私」や「キャラ」という考えに違和感がある人は、読むとなにかいいことがあるかもしれません。
さて、氏の最新作『本心』を2021年の夏に読んで、「いよいよわたしの興味が外れてきたかんじ」と思っていましたが、この記事を書くにあたり『ドーン』をパラパラとめくっていたところ、しっかりとつながりを感じました。「ヨミガエリ」のこの設定、すっかり、わーすーれーてーたーーーー! 長らく眠らせていた『ドーン』を、読み返そうと思います。
バトンを渡したい方々を発表します!
さて、ブロガーバトンの次の方2名を指名させていただきます。
どうやって書いてるのかなとたどっていったところ、ハルハナ以前の方々は、フェイジョア繋がりつなぎを、してらっしゃったんですよ……。
そこで、sakanaさんid:sakana78さんにお渡ししたいと思います!
sakanaさんは、いろいろな果樹が好きな方です。フェイジョアは昨年、お酒にしていらっしゃいます。したがって、フェイジョアのアレンジを楽しむ先輩です。そして、今年になってからは、バナナを育ててらっしゃいます。うまく育つといいなと願いつつ、興味津々です。
もうお一方は、さとさんid:asagao-nikkiにお願いしたいです!
さとさんの撮影される花木は涼し気な雰囲気をしていて、特にこの暑い時期は癒されます。ユリを地植えされていらっしゃるようで、大きな株に大きなユリの花の写真を拝見しては、ああいうふうにわたしも育てられたらなあと、ひそかに憧れてもいます。
お題との相性もありますので、無理にとは申しませんが、よろしくお願いします!
植物界隈だから、「お花が印象的な本」などのお題があったらなあ……(言ってはみたものの思い浮かばない)