やっと言い切りの形です。
タキイ種苗さまからいただいた球根165球を植えるのに、3日と……手直しに1日かかりました。最終回です。
1回目
shokubutsu-nikki.hatenablog.com
2回目
shokubutsu-nikki.hatenablog.com
目次
慣れたものです、スカシユリ!
朝から出かけて、スカシユリを植える用に8号鉢を4つ購入しました。お店にあった、いちばん深さがあるのが8号鉢でした。
堆肥山の土と畑の土と灰を混ぜこぜし、鉢の中にざーっと入れます。深さは3分の1くらいです。そこに球根を入れ……るまでが、一仕事でした。
時期外れを実感?
ユリは何度か植えていますが、袋にぎゅうぎゅう状態になっている球根は初めてでした。下根が伸びてるんじゃないか? というくらい、とにかく絡まり合っています。やたらに引っ張ったら、根っこが派手に切れちゃいそうでした。ちょっとずつ揺らしながら外します。
ようよう3つ4つ外して、変な形の球根が出てきました。
芽が出ています! 折らなくてよかった……。
袋の中で発芽しているのはこの1球だけでしたが、秋植えを冬まで保存しておくとこういうことになっちゃうの……? これはラッキーなのかアンラッキーなのか、どちらなんでしょう?
植え終わり
どうにかこうにか全部を外せたので、鉢に並べます。3球が2鉢、2球が2鉢です。
でも写真はこの1枚しかありません。強風と連日の作業(球根が届く前は届く前で、大掃除に精を出していました)による疲労のため、さっさとあったかいおうちに入りたいのです。
でも作業はていねいに、土をほぐしながら球根にかぶせていきました。
じゃじゃーん! できあがり!
このあと、上にワラを敷いて、日当たりの良好なところに置きました。
鉢に巻いてある茣蓙について
上掲の写真、鉢に茣蓙を巻いてあります。お店でこの状態だったわけではありません。ハルハナが「素焼きの鉢に近づけたいな~」とやったことです。
素焼きの鉢は、外気の影響をプラスチック鉢ほど受けません。これから寒さの本番です。寒さにはあてたほうがいいですが、球根が凍ってしまっては元も子もありません。そこで、鉢の上だけでなく、周囲も対策をしたくなりました。
そこで、数年前のプチ・畳替えの畳から外したものが、そのまま残っていたので、思い付き&行き当たりばったりでDIYしました。
作り方
- 鉢の高さに合わせて茣蓙を切る。文具ばさみではなく、園芸ばさみでやりました。けっこう簡単に切れます。
- 鉢に巻きつけて、麻紐で周囲をぐるりと縛る。
- このままの状態で鉢を持ち上げると茣蓙は落ちるので、鉢の底の溝に合わせて麻紐を縦方向に一周させて結ぶ。このとき、先に結んである鉢の周囲の紐にくるっと一周させてみた。なに言ってるのかよくわかんないな……。
- 鉢を持ち上げて茣蓙が落ちなければOKさ! 完成!
アネモネを手直し
ちゃっちゃかちゃっと天地さかさまのアネモネを直しました。
使った道具は
- アクとり(土を振るおうかなと思ったものの、水分豊富で振るう必要なし!)
- バケツ
- シャベル
の3つです。バケツに上の土を入れて、顔を出したアネモネの球根をアクとりに避難させます。全部を発掘できたら、今度は平らなほうを上にして球根を並べ、バケツに除けていた土を載せて終了。10分くらいでできました。
球根は水分を含みつやつやしていましたが、さすがにまだ発根も発芽もしていませんでした。
これで球根植えは終了です。あとは春を待つのみ!