花実みっけ

だいすきフェイジョア!

あれっ、ここにあった菊は?

明日からお盆です。

 

あちこちに顔を出す人々よ、聞いていただきたい。お盆でもお彼岸でも初日の11時前には行くなよ来るなよ! 迎えるこちらの準備が整ってないんじゃ~‼

朝ごはん作って食べて片付けてゴミ出しして仏間とお客さんをお通しする部屋を掃除して日焼け止め塗ったくってお化粧してお寺行ってお墓の掃除してご先祖様といっしょに帰ってきてから仏壇にお参りして、そのあとちょっと一息つきたいの、ねっ?! あ~お茶請けも出して準備しないとなあと思いながら「ふう」としてから「ピンポーン♪」なら、心からにこにこと対応できます。そういうわけでよろしく。

 

お盆やお彼岸は「お客さんデー」とも言います。わたしのお仕事は、お留守番とお茶出しとラジオに負けないように「お客さんきたよ!」と大声を出すことと、耳をダンボにしてお帰りのタイミングでお礼のお菓子を渡すことです。おしゃべりは基本的に人任せです。その間に、人が来るときは重なるものですから、玄関の靴を整えたり、炎天下に自転車を置いておく人もいないではないので(来るとは限らないし、自転車で来るとも限らない)、木陰に移動させたりもします。いらっしゃった親戚にお出しするのは、あったかいお茶がいいのか、冷たい麦茶がいいのか、難しいところです。エアコンがんがんつけてたらあったかいお茶でもいいけれど、エアコンつけるほど暑くなければ冷たい麦茶一択です。でも冷たい麦茶は家族(と書いて「わたし」と読む)も飲みたいものでして……冷蔵庫がパンパンだから、3リットルのストック無理でしょう、とあきらめモードです。6月からのんびりと、冷蔵庫に入っていた古い食品をだいぶ処分して、いっときはゆとりモードになったのですが、いつの間にかぎゅうぎゅう詰めに戻っていました。変なの!

 

さて。数日前にお庭をぐるっと一周したときに、白っぽい小菊が咲いているのを発見しました。お墓には持っていけませんが、仏壇に1輪上げるくらいはできるかなと思いました。なにせ、他がピンクの百日草と、ピンクの千日紅と赤い千日紅と、オレンジ色のマリーゴールドしかありません。とにかく、見ているだけでも暑いカラーです。白い菊は一服の清涼剤的な役割を果たしてくれそうだと思いました。

しかし、その菊、草取りついでに刈られてしまいました。あちこちに菊自体は生えていますが、今の時期、そもそも咲いている花が貴重なのに。あ~あ。

 

今年は、マリーゴールドの花付きがあまりよくない気がします。もっさ~わっさ~だった年もあったのにな。ケイトウはちゃんと芽を出しました。トマトもね。菊は、どうやらもちょっと長く茎を残して切り戻さないと増えないようで、菊エリアの菊は分枝している数が少ないです。スッキリしてていいね、と思う反面、ちょっとさみしい。

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冬の菊はこんな感じ↑↑↑ですが、この枯れ枝が好きじゃないんだな~と思って昨年深く切ったら、すっごく減ってしまいました。そっか~、地面より上でのほうが増えやすいのか……。

そんな菊ですが、うっかり7月の切り戻しをし忘れました。さみしいまま、秋を迎えます。