花実みっけ

だいすきフェイジョア!

「あ~あ」な写真集

ンなもん載せんな! みたいな写真ばかりお送りします。

 

1番、アスター

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アスターウリハムシ被害

花びらという花びらがありません。

この惨状は、ウリハムシによるものです。数メートル離れただけの場所でキュウリを育てているのに、キュウリには寄り付かず(キュウリがほぼ生らないので、観察しないせいも多少はあるとはいえ、それにしてもウリハムシに気づかない)、アスターをむっしゃむっしゃもっしゃもっしゃと食べています。

背の高い白いアスターがお気に入りのようで、上から「おいたわしや」な姿になります。ひざ下で開花したアスターの、一時的な無事率は高めです。背の高いのをあらかた食べたら、低いのも食べられてしまいますので、つかの間の鑑賞適期です。

初心者向けと書いてあったはずのアスターですが、わたしにとっては、まったく簡単ではありませんでした。ネキリムシ、シンクイムシ、ウリハムシと3種の虫にいじめられて、ハルハナの心は無になってしまいました。

 

2番、キキョウ。

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キキョウでおなかを満たし中のウリハムシ

アスターほど派手な見た目の被害こそありませんが、キキョウもウリハムシの食害に遭っています。なぜ目立つ被害がないかと言いますと、花が咲きそうになると、ココではない場所に移動させるからです。ココはウリハムシの楽園ですが、移動先はウリハムシがいないので、ド派手な食害に遭わずに済んでいます。

そう、派手な食害には、遭っていません。でも、多少の食害には遭っています。ウリハムシは葉っぱも好きなようですが、お気に入りはどう考えても花びらです。開きかけたキキョウの内部に侵入し、ムシャムシャと花びらを食すのです。内側からやられる、凄惨な現場を目撃したハルハナは、「これは絵面のショックが大きいな……」としばし呆然としました。キキョウの花は数日間、きれいな状態を楽しめますが、ムシに食われちゃうと、断面から水分がとぶのか、急速に元気を失いました。

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開きかけのキキョウ

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ケロちゃんウリハムシ食べませんかね?

ちょちょっとググったところ、カエルはウリハムシを食べないようです。残念。カエルがウリハムシを食べてれば、人間の気配にふわわわ~と飛び立つウリハムシに風情を感じるほどの数は確認できないことでしょう。これが夜でホタルなら、さぞかしきれいだろうに……。

ニラやネギの近くに置くと、ウリハムシが寄ってこないという情報もあります。ニラなら、通路を挟んだそこに植わっています。でも、ウリハムシがたくさん来ています。以前、カサブランカのアブラムシ対策実験をしたとき、においを放つコンパニオンプランツは、虫が来る前に用意しないと効果が薄いことがわかりました。今回は、ニラの近くに、まだ虫がまったくついていないキキョウ苗を運び込みました。おそらく、キキョウとニラの距離がじゅうぶん近くなかったのでしょう。「虫除けしたけりゃニラの真横!」と、書いて貼っておきましょう。

 

3番、キク。

柳芽がたくさん出ちゃって、生長していなかった菊のその後です。

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柳芽を切ったキク

うまくいった気がしません。

新芽は出ていますが、他のキクより小さく、弱弱しいです。そもそもこの菊は、どういう花が咲く予定なのでしょうか。葉の感じだと、コギクでしょう。黒い鉢ということは、もともとは小人さんAの始めたことですので、ハルハナは知らないのでした(花が咲いたら写真撮ってそれぞれの鉢に挿しておきたい気分)。地植えも鉢植えもバッサリカットしましたが、この株だけこんな調子です。株全体から、お疲れモードが漂ってきています。元気な株だと、地面からも葉がわしゃっと出ているのですが、この鉢はそんな様子も見られません。花、咲くかな? 来年、挿し芽できるかな?

 

4番、カサブランカの悲劇。(写真なし)

それは8月27日の朝のことでした。木子を育成中の鉢が、まっさらさらになっていたのです! カサブランカだからいいだろ、と放っておいた雑草を小人さんBが抜いてくれたのですが(余計なお世話)、いっしょにカサブランカの葉もブッチブッチしてくれました。26日夕方の水やりの時点では、まだあったのです。それが! 翌朝には消えていた……なんで……名札も立てておいたのに……「カサブランカ」って、ラミネートしたのがちゃんと鉢の縁にブスッと刺してあったのに……。さてはカサブランカを知らないな? 今年育てていたカサブランカの木子は2つでしたが、2つともダメになってしまいました。あ~あ、では収まりません。自分のせいでダメにしちゃったあれこれは「あ~あ」のあとに「う~~~ん」と前向きにいろいろ考える要素がありますが、他人の行動が主原因の場合、いかに加害されないようにするか、という方向でしか考えられず、目的達成のために得るところがゼロだからです。かなしい。ついでにキンギョソウも折られました。それから並びを変えられました。ハルハナが使っていた小さい角材複数使用の土台は不使用で、小人さんBが持ちだした資材があったので、気持ち的にはぶん投げました。一枚板なんか重くて、実際にぶん投げられるわけないでしょ。ねえ、聞くんだけどさ、天井に頭がこすれるおうちに住みたい? 都会で高層ビルが林立して、以前からいた住民とビル側が「日照権」でモメてた時期があったの知らない? 毎日、新聞読んでるけど、それは、「文字は読めてるけど意味わかんない」レベルになってない? 大丈夫?

つーか、人が面倒見てる鉢に手ぇ出すな! 水やりしてる鉢に手ぇ出すな!

 

 

最後に楽園をどうぞ。

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千日紅

初心者に千日紅は、ほんとオススメです。虫来ない、花長持ち、手がかからない。種を取るとなるとちょっと難しいけど、種や苗を買ってきて愛でるだけなら、千日紅はほんとオススメです。密集させたらほんときれい。ふわふわなのになぜか感じる涼しさもあって、不思議な花です。