花実みっけ

だいすきフェイジョア!

6月の花瓶

6月がスタートした頃は、過ごしやすくていい季節でしたね。同じ6月なのに、最終週の蒸し暑さときたら!

 

6月3日

メインはスカシユリです。シンクイムシにやられているのを切りました。

アリストロメリアとヤグルマギクキンギョソウも入り、にぎやかです。

この写真を見て、わたしはいわゆる「生け花」をしているわけではないんだなあと、改めて感じました。右側の写真の一番右に出ているアリストロメリア、どうにかしたほうが、落ち着きそう。

 

6月11日

スカシユリはオレンジ色に、チェンジ! 理由は、シンクイムシです。

このスカシユリの重心がヘンなところにあったので、不安定な気がして仕方ありませんでした。数日に1度、ちょっとずつ茎を切り、短くなるにつれて、花瓶が倒れているかもしれない不安から解放されていきました。

その辺に生えてて折れてた花しょうぶ(たぶん)と、パセリの花を添えて、ちょっと涼しさを意識しています。つまり、このころからわたしは「暑い」と思い始めています。

 

6月15日

どの角度がいいのか、よくわからない。

主役をスカシユリにするか、アジサイにするか、迷う。

咲き始めのアジサイを仏壇にあげたら、思いのほか長持ちしているので、調子に乗りました。仏壇のは6月25日ころまで持ちましたが、これは3日でしおれました。

アジサイは過去にも切り花化を試みていますが、翌日も元気だったのは今年が初めてです。茎をナナメに切って、その茎をタテに切って、白いワタを爪と同じ長さ以上分、取り出す。このあとさらに「茎を焼く」という工程もあるそうですが、火は見るだけで暑いので、わたしはナシ。

 

【仏壇にあげたアジサイ

  • 地面から花までの距離が短い(低い位置で開花)
  • 咲き始めて3日以内に切る

→ 2週間近く生きる

 

【花瓶に入れたアジサイ

  • 少なくとも、仏壇にあげたアジサイよりは株元から花までの茎が長い
  • 切ったところから花までの茎の長さも、仏壇のより長い
  • 咲き始めて5日目以降に切る
  • 地植えアジサイが一度しおれかかって、復活したのを切ったら、1日さえ持たない

→ よくて3日、短くて数時間

 

ところで、わたしは「白いユリは花粉があってこそ!」派でしたが、今年は花粉なしの純白も素敵だと感じました。感性の変化を感じた2023年。

 

6月20日

大きい花瓶に入れたいお花がなくなったので、小さい花瓶にしました。

マリーゴールドヒペリカムバーベナです。

背景が黒いので、写真だと燃えているようです。あつい。あつくるしい。

この時期のバーベナは、期待ほど長持ちしませんね。翌朝、虫のフンにも見える花が散ってて、ゲッと思ったのは秘密です。

 

6月26日

アジサイヒペリカムと、かくれんぼ中のマリーゴールドです。

このアジサイの使いかたに「わたし、レベルアップ!」を感じました。が、残念なことに、このアジサイ、3時間ほどで、くたぁ……としてしまいました。置いている環境が暑いのか、地植えが一度しおれて復活したアジサイだからなのか、ワタをとるのが上手にできなくて、茎を傷つけまくったせいなのか。

満足したので、翌朝にアジサイマリーゴールドを抜いて堆肥山に放ったあと、ヒペリカムだけになっています。小さい花瓶にヒペリカム1本。なかなかどうして、悪くありません。