寝起き不機嫌ムッスー!と、ならずにはいられない悪夢を見たので、ご報告いたします。
みなさんご存じの通り、ハルハナの大好物といえば、フェイジョアです。
そのフェイジョアに関する夢を見ました。
ちなみに夢の中のハルハナの認識のフェイジョアの木は、こんな感じ。ジェミニです。
木の形のアンバランスさは、なかなか上手にかけてると思います。黄緑色の丸がフェイジョアの実です。ほんとは葉っぱと同じ色の緑色ですが、便宜上、黄緑色にしました。
「フェイジョアシーズン真っ盛り! 今日はいくつ拾えるかな?」
ハルハナは窓の外、雲の様子を見ながら、ワクワクしています。雲は少し灰色ですが、雨は降っていません。午後になるころには、もしかしたら降るかもしれない、そんな空です。夢の中では時計を確認していなかったので、「今」の時間がわかりませんが、降る前に見に行っておきましょう。
靴を履いて、ザルを持って、フェイジョアの木がある場所に移動します。このときのルート選択が解せませんが、なぜか最短距離を移動せず、途中でハルハナ用園芸道具置き場に寄り道。なにやらちょこまかと物を移動してから、フェイジョアの方を向きました。このときに、まず違和感。
緑の量が少なくね?
フェイジョアの季節は10月下旬からなので、7月下旬の背景である、イチゴの葉がないのかもしれません。ん? 植え替えしたっけ? 夢の中のハルハナの認識では、フェイジョアの収穫時期ですが、見るとイチゴは2023年7月下旬に植えてある場所のまま、移動していません。なんなら、小人さんAの野菜もそのままです。ただし、ナスなどの夏野菜はシーズンを終えてないとおかしいので、そのあたりは枯れていました。キュウリ棚も、しおしお。どうやら、行動せず秋にできる景色は秋にしたらしいです。ちょっと変だけど、まあいいか、今はフェイジョアが気になるのです。
もろもろの違和感を抱きつつ、フェイジョアの近くに行くと、それは明白でした。
ハルハナの身長よりも高いはずの木が、ハルハナの膝の高さしかないのです。
えっ?
よくよく見ると、実が付いたまま切られた枝が、通路に置いてあります。どっさりと。こんもりと。
えっ?
だれがこんな残酷なことを?
もちろん、こんな非常識で非情なことをするのは、小人さんAしかいません。小人さんAに対する怒りがふつふつと湧きお……こりかけましたが、なぜか、ふと、「ついにここまでダメになったのか」と、あきらめの心境になりました。
そもそもジェミニは小人さんAの購入してきた木なので、どうでもいいといえばどうでもいいと、割り切れたのかもしれません。
6月に一生懸命人工授粉をして、たくさん生っていたのを食べられなくて残念な気持ちはありますが、怒りよりも悲しみが勝りました。
冷静なハルハナは「この気持ちも、おかしい」と思いました。悲しみが勝るのがヘン、小人さんAがフェイジョアを剪定するのもヘン、「小人さんAが」剪定した枝が一か所に積み重ねられているのもヘン(他の家族が切った枝が片付け途中状態というのはありえても、小人さんAが片付けをするとはこれっぽっちも露ほども思えないありえないという、日ごろの不満不信ゆえの絶対の自信が、これはヘンだと言っている)、イチゴがあそこにある景色もヘン、10月下旬以降なのに、なんだかじわじわ汗が出てるのも、ヘン!
これ、夢だ……っ!
よりによって、こんな夢かよ……!
夢であったことに激烈に不愉快な気分になり、夢であったことに少しの安堵があり、夢であったことに、フェイジョアの季節はまだ3ヶ月も先であることに、ガックリとしました。
つまりそう、寝起き不機嫌なハルハナの「おはよー」です。
とりあえず、エアコン入れよう、ピッ。夏だもの。
ハルハナはわりとろくでもない夢を見がちですが、「明け方に見た夢は逆夢」のタイプなので、きっとこれもそうでしょう。「明け方の夢で訃報を聞いた親戚に、実際には子どもができた」ということもあったので、わたしの場合は、「明け方に見た夢は逆夢」なのです。
と、いうことは?
今年は、フェイジョアがいっぱい・たくさん・満腹になるまで食べられる!
ひゃっほ~う!
最後に、7月下旬のフェイジョアの様子をどうぞ。
7月20日 実生鉢
即効性肥料をばんばんやっていた2022年とくらべ、膨らむのが遅い気がします。じりじりしますが、おいしさには代えられないので、耐えるのみ。
7月24日 ジェミニ
地植えのジェミニは順調に膨らんでいます。少々ツタが絡み始めていますが、今年の夏は暑すぎて、フェイジョア・ジェミニの優先順位は、下がる一方です。トマトを抜くと、トマトくさくなるのがなぁ……苦手なのよね……
それにしても、こんなに順調なジェミニを収穫間際に剪定するとか、ほんと心ある人間の考えることじゃないって! わたしには心がない! わたし自身の心をおもんぱかる心が、ない!