アスターは、地植えが良い。
鉢植えのアスターはみな背丈が伸びず、切り花にできそうにない。ただし地植えにするなら、ネキリムシ対策が必要。それから、なぜか急に枯れたのも複数あったので、種苗メーカーが言う「初心者向け」っていうのはウソだな、と思った。いや、カサブランカやスイートピーに比べたら、ラクはラク……。
プランターに植えたアスターは、草丈が30cmあるかどうか。控えめな色の、かわいらしい花が咲いた。これはこれで好き。
ジニアといっしょに植えて、ジニアはやけに伸び伸び育っている。開花時期がジニアのほうが早いので、栄養をあちらに持ってかれたかもとか、伸び伸びの影になって、上手に光合成ができなかったのかもとか、全体に小さい理由がいくつか浮かぶ。
地植えは、ネキリムシ以外の虫被害も多く、わたしのように、お薬初心者にはあまり向かない植物だと感じる。シンクイムシも、い~~~~っぱい! いた。どのくらいいたかというと、もう面倒くさくって面倒くさくって、どうにでもなれ! と放置したくらい。とにかく、そこらじゅうにシンクイムシの痕跡があった。アスターを思えば、スカシユリの被害はかわいいものだったし、キンセンカだって1株数匹で、ちょろいもんだなと思うくらいには、マジでほんっとにそこらじゅう痕跡だらけだった。あまりにひどくて、とても写真なんか撮る気分にはならなかった。でも本当は撮って、「こんなにひどいんだよ!」とすべきだった。
8月7日時点で、花が咲くところまで行きついたのが上掲の2株で、もうじき咲きそうな地植えもどうやら白い花らしい。こちらの都合よくカラフル!とはいかなかったな。
そうそう、2枚目の写真の真ん中に、オレンジ色の虫がいるでしょう? たぶんウリハムシ。キュウリが近くに植えてあるよ~そっちに行こうよウリハムシ! こいつがアスターの花びら食うようなので、ほんとアスターはね、……ええ、疲れました。
理由がよくわからないのが、定植したら枯れたもの。プランターも素焼きの鉢も地植えも、1つか2つずつ茶色くなって枯れた。焼けたみたいになってた。暑くて暑くてあんまり水温が高くて、焼けたのか?
最後に、お盆合わせアスターを検証しよう。
わたしが住んでいるところのお盆は8月である。なので、お盆に間に合わせるには、4月25日までに種まきする必要があった。実際に種まきしたのは4月11日。ちょうど2週間早い。そういうことを書いた関連記事が、これら。
shokubutsu-nikki.hatenablog.com
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開花が一番早かったのが、先に載せた薄紫のアスター。7月の終わりに咲いた。ただし、これは草丈が足りない。白いアスターの開花と写真を撮影したのは8月5日。迎え火は8月13日なので、1週間ほど余裕があった。もし4月25日に蒔いてたら、お盆を超えていた計算になる。早めの種まきで、時間と気持ちの余裕を得たようだ。
それにしても、ガーベラみたいな花びらになる予定なのに、今の所、その気配がない。もうちょっと待つ。お盆までもうちょっと時間がある。アスターを信じてる。