花実みっけ

だいすきフェイジョア!

千日紅の種を取る

このブログでは、千日紅の色の表現が一部独特です。憧れのストロベリーフィールズが「赤」なのと、写真写りの都合上、「紅」にあたる色を「紫」と書いています。

 

 

11月15日。紫色の千日紅の種を取りました。

正確には、ふわふわの部分をぽきっと折り取って、新聞紙にくるみました。千日紅はすごく軽い種が小さなわたの根っこについているので、来春、種まきするときにバラします。だから、採種はの作業は、これでおしまい。

 

今年は幸運なことに千日紅が3色そろいました。この3色、成長スピードが違ったので、老いるスピードも違うんです。

最初に水がすっかり抜けたのは紫でした。ピンクと白はまだ水気があります。白にいたっては、白じゃなくてピンク化しています。色別に種を保存しておきたい場合、まったく同じ鉢にピンクと白を植え付けるのはキケンです。どっちがどっちかわからなくなります。記憶のあるうちに、種を取ってしまいたいところです。

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20201115上から、紫・ピンク・白の千日紅

と、ここまで思いつくままに書いて気が付きました。(上がった記事は多少直しているので、このつながりがヘンなのです。でも本題はここからの気づきパートなんだよね。)

千日紅を初めて育てた年に種を取ったの、3色とも同じ日だったんじゃないの? と。

なんとなく、そんな気がします。記録がないのでわかりませんが、わたしの性格からして、きっとそうです。

千日紅の種は、すっかりドライフラワー化して、ふわふわの付け根が茶色くなってからとらないと、完熟(?)しないらしいです。なのに、紫に合わせてピンクも白も種を取ったような気がします。

今年、紫は結局5株植えていました。鉢に2、地植えに3。ピンクが鉢の2つだけで、奇跡的に芽が出た白があれこれあって結局1。種まきの数は、紫:ピンク:白=1:1:2です。わかりやすくすると、

20粒蒔いたら、10粒出たのが、紫

         4粒出たのが、ピンク

         2粒出たのが、白

この数が、完熟度合いを表しているんじゃないでしょうか。そりゃあ、紫とピンクは去年の種で、白は一昨年のだという違いがあります。新しい種のほうが発芽率がいいですから。しかし実際のところ、白の発芽率はもっと悪いのです。去年発芽したの、ゼロだから。

未熟な状態で種を取ってた、というか種を取ったつもりになったのが原因だとしたら、納得できます。だから、今年はがんばって「待つ」ことにします。

3色そろうとテンション上がるもんね! 花束作るのに、便利だもんね!

 

以下は、後始末の様子です。

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20201115紫の千日紅

けっこう色も抜けて、乾燥しています。

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20201115紫の千日紅

引き抜いて倒したら根っこが鉢底の穴から出てた跡がありました。こういうことがあるから、鉢の直置きはキケンです。

それにしても、良い感じに根っこが回りきってて、すごくカッコイイ! ねっ!