千日紅が、1年ぶりに、3色そろい踏みになるぞーーーー!
3色=紫・ピンク・白。
ここで断りを。「紫」と書きますが、イメージ的には赤の系統です。でもストロベリーフィールズ(ストロベリーフィールド)という、それこそ真っ赤な千日紅が存在するので、紫とします。興味のある方は画像検索をしてください。
千日紅を育てて3年目です。
1年目。買ってきた種を蒔いたので、紫・ピンク・白の3色が咲きました。この3色を、色別にして種を取りました。
2年目。3色どれも同じ数だけ種を蒔きました。しかし、取った種が未熟だったようで、白だけは1つも発芽しませんでした。ほかはいっぱい芽が出たので、2本ずつプランターに植えて楽しみました。これが昨年の話。ストロベリーフィールズを知ったのもこのときです。
3年目、2020年4月4日。1年目に取った白い種もまだあるので、ダメ元で蒔きました。すると、1つ発芽したじゃありませんか! やったね! しかしこの株はそのあとダメになってしまいました。かわいさのあまり構いすぎたんです。でも、ダメになったのが早かったので、もう一度種まきしました。いい土に。このいい土に蒔いた種も1つだけ発芽したので、大事に大事に、一切手を出さず、彼の持つポテンシャルを信じて、ひたすら待ちました。かわいい子は信じてこそだ! もういい加減、手を出しても大丈夫だろうと思われた本葉が4枚以上出たころ、一気に大きい鉢に植え替えました。ピンクや紫は2本ずつあり、しかもほわほわの花がついたのが確認できたのも早かったのですが、1本しかない白も7月23日に花がついたのを確認できました。やったね!
千日紅は、縦にまっすぐ伸びたラインの美しい植物です。これがあると、花束が引き締まります。主役にはならないけど、主役を引き立たせることにかけては随一です。いつぞや、小人さんBを遊びに連れだしに訪ねてきた親戚に、「(お墓参りにも行くということなので、)これお供えにお願いしますね」とマリーゴールド(オレンジ)と百日草(ピンク)と……あとなんだったかな他2種(1種は白かった気がする)と千日紅(紫)で作ってあった花束を渡したら、千日紅を指して、「これいいね」と言っていました。これがきっかけで、しっかりと千日紅を「好き」枠に入れました。
千日紅の使い勝手のいいことは、まっすぐの茎なので、切り花にするときに、「曲がってて使えない!」という悲しみを味わわずに済むこともあります。丈も伸びてくれるので、あんまり頭を使いません。葉もそんなにたくさんつかないので、「かわいそう……」と思いながらむしる必要もありません。多少はむしりますけど、露骨にさみしくなっちゃったなと感じるところまではいきません。精神衛生上もやさしい植物です。地味花で唯一(大げさ?)、自信を持って好きといえるのが千日紅です。
ストロベリーフィールズも育ててみたいな~♪
7月24日の時点で、草丈は40~50㎝です。まだ切り花にする段階ではありません。切っるのは、花の部分が伸びてきてからです。
8月9日。白いのも、まあまあいい感じになりました。
おじぎしちゃってるのはなぜなんだ? 土はちゃんと濡れているので、水切れではないはずです。まっすぐ立つ姿を求めているので、へにゃんとしている千日紅を見ると、わたしの心も、へにゃんとしてしまいます。今朝は凛としていたから、時間のせい? わかりません。